ようやく戻りをぶっ叩けるか
欧州から米時間にかけて、案の定、
欧州の追ってきた本日の最安値
104のキリ番あたりを底にして、反発をはじめたドル円。
欧州時間までに
ドル円の通常の1日の平均値幅からは逸脱する1.5円近くも落ちてきたドル円は、
一旦戻り、パワーを貯めねばならなとは見ていた。
反発をある程度すれば、
その過程での買い勢力、
ショートカバー連中はともかく、
欧州でのこの安値を底にしみたてた、短期の新規ロング勢も湧いて出る。
大事なのは前者ではなく、この後者の新規買い連中である。
この連中のロスカットが段階的に下に溜まっていくことで、
これらが、再度の下落を加速させる燃料になる。
これがあるから、トレンドにおける戻り売りも押し目買いもワークしていくのであると思っている。
もちろん、今回の戻り売りからの下落を本格的に加速させる本丸は、
本日の最安値104のラウンドナンバーあたりである。
本日の短期的な戻りの新規ロング筋が、最も多く置いているであろう損切りラインが、ここであるはずだからである。
ここにこそ当然、最大の損切りがあり、これを切ることで最も相場は下に走るだろう。
本日、こちらとしては戻りを待っていたが、
とりあえずの戻りのメドとみていた104.6は抜き、104.80あたり、105を抜けるか、というところでドル円はグズグズしていたところ
深夜2時から105に迫る跳ねをみせながらも上ヒゲをびゅんびゅん作り出した。
米2年債の入札で、利回りの上昇に反応していたようだ。
昨夜と同じである。
昨夜も同じように2年債入札と利回り上昇でドル円が106.2に迫るあたりまで跳ねたが、
結局押し戻され、東京時間の大きな下落を生んだ。
同じような流れとみて、
再度、104.8アッパーでショート。
明日も続落し、まずは、104のラインをぶち抜き、
明日には103の定着を願いたいものだ。
本当は戻りのメドは105のミドルあたりをみていたが、
ロンドンアニマルどもが、安値を更新させてしまったがゆえに、戻りのメドが、104円代にまで引き下げられてしまった。
まあ、どのみち下に落ちるなら、もう105円なんてのぞくこともできないだろうから、ここで売れてても後から振り返ればよい値となるであろう。
104.8からのぶっ叩きがうまくいくかどうかは、本日の米株の終値次第である。
□ポジション
USD/JPY L 104.845