東京は、まあがんばったか…

本日も欧州時間以降から、華麗なる東京刈り。

朝一から窓を開け、下を果敢に追いかけた東京勢は、その後、無様に上に刈られ、
ドル円ロング大好きな東京勢が、下を追っていたのに、よりによって自身の大好きなドル円ロングで全刈りされてしまった。

まあ、これはいつものパターンながら、本日はまあがんばった方ではないかと思う。

いつものように結局は欧米勢の養分と化した東京勢だが、これはドル円ショート筋がやられた形で、まあ養分は養分だが、欧米的な順張りグリードで、結果、東京勢の下手くそどもに裏切られただけで、個人的には評価したい。

本日、途中からドル円ロングをした者どもは勝ってはいるだろうが、私からしたら、そんな彼らは下手くそとしか思えない。

週末のドーハ会議で、原油国の減産が物別れに終わり、原油相場は下落

最近の原油高から、ここを楽観視して買い上がっていたドル円や、豪ドル円などなので、それが剥がれたとなっては、売りで走るのもまあわかる。

で、週末窓明けで、その窓も埋めることもなく、下落を突き進めようとした。

ユーロ円などは年初来安値を更新。
しかし、ドル円がまずかった。
年初来安値を更新するどころか、それより20pipsあたりも高いところで切り返し。

もう一押し下落を頑張れり安値割れでもすれば、相場が崩れたところ

またも東京勢お得意のレンジディーラーが現れ利食い。これがいわゆる東京勢の下手くそどもだが、
そこから、底打ちとみなし、逆張りの買いなどと入れたのか、
そこから反転で、米国時間までには結局の窓埋めで、本日の高値更新。
結果、東京時間で売を責めた者どもは全滅レベルの上昇である。

振り返れば、東京時間の11時あたりには、すでにボトムをつけている。

だから、東京時間に順張りを追っても無意味なのである。

本日、早朝から売りに行った者どもは、順張りとして頑張ったと思うし、本日、刈られたのも、なんだか同情できる。

本日愚かだと思うのは、この後に及んで逆張りドル円買いをかまし、その後の欧州アニマル、米国グリードの窓埋めに貢献した、東京時間のドル円ロング筋である。

たしかに本日、こうしたドル円逆張りロングの東京勢はバジェットを確保しているだろう。

しかし、こんな脊髄反射の円売りドル買いの逆張りは、戻りのない一方向のドル円下落が次に来た時には助からない。

彼らは次に来る戻りのない下落時に、また逆張りし、ばしばし損切りされ、損切りを耐えようとした者は、肥大する含み損をかかえ、結果、耐えきれず損切りし、相場を本日どころではなく大いに下に走らせる養分たちである。

まあ、東京逆張リストたちは、こんな私の意見を戯言と一蹴し、次の下落時も同じようにして、ドル円ロングで全力逆張りしてほしい。

そして、次にもしも根こそぎ損失を抱えるようなことがあれば、

自業自得である。