ユーロドル、連日踏み上げからの下落、フィニッシュで大きく下落、と思わせてからの吹き上がり

昨日は、ユーロドル売りのオペレーションが大失敗した。

1.0945あたりから突如吹き上がり、1.1034までの上昇である。

時間足レベル4連続陽線は、
どこでショートを入れても勝ちようがなく、
何度も売り直しを計ったが、いずれもだめで損切りされまくり
全敗に近い惨敗を喫した。

日本時間の深夜、1.1034あたりでようやく頭打ちになり反落

頭打ちになったところから、ようやく作ったショートが止まった。

そこからは徐々に下落が再開され

それから本日はその下落するユーロドルは少しづつ利食いしながら
ショートポジションを徐々に軽くした。

そして、
ECBの政策金利発表の前、もっといえば19時あたりまでには
一端ポジションはスクエアにした。
ECBの政策金利発表時の
下落の可能性は高かったが、ポジションのホールドは危険と考えたからだ。

基本、自分は自信がない場合、指標前にポジションのホールドはしない。
下がることはほぼ鉄板と思われるのに
自信がない、というか
なんだか嫌な予感がして、ポジションははじめからスクエアにするつもりでいた。

しかしやはり発表後は大きく下落、一気に1.08代まで突入した。

当然、そうなればショートでついて行くことになるが
戻り売りも値幅が少なくしか取れず、むしろ、ちょこちょこ損切りされるほどだ。
なにか動きがおかしい、と思った。
押していっても押していっても、1.08を切る気配はない。
その押しも力強さに、どうもかけるのだ。
結局のところ、1.1376を天井とした
直近の安値、3/3の1.0825をボトムとみれば
そこを明確に切ることができないのである。

さらに前日、前々日と、ユーロドルは毎度毎度妙な上昇をしての下落である。
緩和期待での下落待ちなら、こうもユーロドルが持ち上げられるのも不自然に思った。

ECBの発表まで
通常は、たんたんと下落し続けても良いもを
ちょこちょことめくってくるユーロドルについて

12月に一端、緩和期待が期待外れとやらで
1.05割れを目指してアタックしていたユーロドルが大幅に
まくりあげで反騰したことがあり
そのトラウマで、売りに慎重になっているとの説もありながら

個人的にはユーロドルは結局、下がらないのではないか
という予感があった。

結局のところ、12月のその反騰以来、
ユーロドルはいまだ明確な下落トレンドにはなっていない。

1.137からの反落が、短期的には下落トレンド再開を思わせるところもあったが
雇用統計でのまくり上げや、
ここ数日の戻しの連続で、その下落継続には黄色信号がともっていた。

ということで、ECBの発表後のユーロドルの下落についても
腰を据えてショートで見ることができない、と思っていたところ
徐々に戻りそうな気配がみられた。
そこで、ユーロドルのにわかショートはすぐに利食い
ドテンして1.082をバックにユーロドルに買いを入れた。
ユーロドルが反騰するなら、ドル円の上昇ももうすぐ終わると見て、
ドル円は114.5をバックにショート。
このドル円については、完全にチャート無視で、
ユーロドルからの逆判断のポジションに過ぎない。

そこからのユーロドルの上昇がすごかった。
1.0821をボトムに、そこから
1.11をも超えていった。
一瞬レートを1.10と思い、200の上昇かと思ったら
実際はさらに100pips上で、
見間違えたのかと思ったが、見間違えのことはなく、
ほぼ300pips近く上昇した。

結局、現時点では、1.115までも伸びている。

ユーロドルのロングについては、
もちろん、要所要所で利食いしたり、
買い乗せをの押し目買いを繰り返したりもしたが
この300pipsをほぼ取り切ることができた。

1.1376からの1.082をボトムとみると、
なんどもフィボナッチの31.8%はやや超えていたが(このやや越えというのも怪しいとは思っていたが)
本日に至っては、ついに半値戻しも突き破った。

半値戻しを果たしたならば、当然、次に期待されるのは全戻しで
それを期待し、ボトムで持ったポジションはいつものとおり
小口ながらロングでホールドしている。

本日はほぼユーロドルだけを注目していたが
ユーロドルの上昇からドル売りで参入したドル円だが、

ドル円は最初、ユーロドルの下落からのドル買いで上昇。

その後は、ユーロドルの上昇からのユーロ円上昇の円売りに乗っていき

良いところ取りのような形となって、114越えまで一気に上り詰めたが
ユーロドルが上昇するならば
ドル円は当然下落期待で、ショートポジションをホールドしている。

今夜のドル円については、ユーロドルの上昇に併せて売りで参入したが
上記のような動きから、何度か戻りが繰り返され
結果として損切りをいくつかすることになったが
総合的にはなんとか勝利できた。

ドル円についても小さなポジションのみホールドし
今日のところはこれにて終わる。

明日以降の相場観は、ユーロのイベントも通過したことから
ユーロはようやく上昇を再開するとみたい。

基本は、ユーロドルは引き続き買い目線。
となれば、ユーロドルからはドル売りだが

ドル円でいうと、これが下がるかと言えば、幻通貨でもあるし
ユーロ円の上昇に引きずられるかもしれないので
ドル円は、株価次第で、中立よりの下目線というところである。

ポジション
EUR/USD L 1.0845
USD/JPY S 114.176