指標トレード

本日は米指標がことごとく上ぶれた。

21時からの動きを見ていてらあらかた予想できたことである。

ポジションがショート気味になったところで
指標の好結果の連発は
それらを刈り取るドル買いの波動としては十分な日となった。

東京勢の朝から売っていた売り方は
根こそぎ持って行かれる養分となった次第である。

東京刈りは、下ではなく上だった…。

とにもかくにも、本日の投機筋の狙いはこれにて完了である。

本日は株がいいわけでもなく、むしろ下がりぎみでいる。

何も知らず、レンジが上に上がったドル円を見ている連中は

こんな指標好結果の連続がなければ、もっと下のレンジで下目線でいられたものを

株価と連動しない上乖離の状況で、どうしてよいかわからない動きになっている。

事情はユーロドルも同じで、
昨日割ったと思った1.0985をいきなり上に抜き去り
昨日今日と、ユーロドルが戻りを試すと思われたところに

ドル買い圧力で、再び1.0985のラインを割ってしまったことから
株安にあっても、積極的に買いにいけない状況に追い立てられている。

そんな局所局所の動きはともかく、

日足レベルで見たときに、ユーロドルはまだ下がる状況が強く
ドル円は上昇してもおかしくはない波形だった。

そのイメージを狂わせるような相場が
水曜日の相場だった。

戻すはずのドル円が下がりまくり
続落して良いユーロドルが戻した。

結果、木曜はどちらともつかない動きをし

金曜に本来の動きを見せた、振り返ってみれば簡単な相場だ。

しかし、動いている最中はそれがわからない。

今週は見事に全敗である。

ユーロドルが特にひどい。

売っては上げられ、買っては下げられる。

今週はつくづく相場が嫌になった。