115.94からのドル円ショートをスクエアにし、ポジションが一端整理された

115.941円からホールドし続けていたドル円が、
ついに引き下げていた逆指値114.30あたりにひっかかり、
ドル円ショートのポジションはこれにてスクエアに。

残りはすべてドルをロングする方向のポジションだけを保持している状態である。

アメリカ様がいない間に欧州勢が本日どのように動かしていくかと思ったら
担ぎ上げてきた。
株高が続いているので、まあ仕方がないところもあるが
それでも114から上に担ぎ上げられたのは、欧州がいるからこそ、である。

先週は、このまますすめば、いつかドルロング方向のホールドポジションが
スクエアのだろうな、と思っていたが
結果的には一週間ばかり保持していた115.94からのドル円のショートを切ることとなった。

現在の緩和バブルに懲りないグリード連中が
またもまやかしめいた上昇を押し進めているが
いつか、これも頭打ちになって、ドル円のフリーフォールが再開されると思う。

ただ、それがいつになるかは今の段階ではわからなくなってきた。

一端、ドル円が上にはしゃぎだすと、結構な値幅上に上がっていく。
なので、その上値のめどが見えてこないことには、下落再開も確認がしにくい。

とはいえ、115のミドルから上を越えていくのは、
よほどのきっかけが必要となるだろうから、
現在の上昇は115円あたりからきつくはなってくるだろう。

ただ、それも抜けてしまうかもしれないのが、ドル円の幻っぷりである。

現在の売り方は115円台を戻りのめどとしている人が多いと思う。

その意味では、115円のほぼ上限
115.94からのショートはまだまだ持っていてもよかったとも言えるが、
明日以降、115円のミドルを抜けない保証がないなかで、
そんなぎりぎりまでひっぱって、利益を減らしても仕方ない。
もともと、114.3から上にいけばドル円ショートは一度逃げようと思っていたので
現在のドル円ショートをスクエアにする、
という結果は、これはこれでよしとしたい。

次の売りの機会は、あらためて探していけば、よいだけの話だ。

ということで、現在の保有ポジションはすべてドルロング方向と相成った。

個人的にはドル円を買ったり、ユーロドルを売ったりするのは
とても気持ちが悪い。これは言うまでもなく、
ドルはもっと安いはずで、ユーロはもっと高いという相場観を
ずっと持ち続けているからである。

ちなみに、円はどちらの相場観も特にない。
この通貨は、ドルとユーロの関係性で価格が決まる幻通貨なのだから、
すべてドル様、ユーロ様、次第である。

まああえていえば、
ドルの価値のなさから比べれば、それよりは高いので対ドルにおいては、円高
といった感じだが、ユーロの価値から比べればもっと安いので対ユーロから見れば、円安。
ただ、いまだ世界の基軸通貨はドル基準になるので、より影響を受けるのはドルとなり
結局、円高、という判断になるかな、とは思う。

イメージとしては、

ユーロ>円>ドル

といった感じである。

本日は、とにかくドル買い方向で回転させたので
ドル円の買いも、ユーロドルの売りも、うまくワークし
総合的にはそこそこの利益が確保できた。
ドルが買われるということからの円安イメージで
ポンド円の買い回転も、まあうまくいき、
ドル買いからの相対でのユーロ売りからのユーロ安イメージでの
ユーロ豪ドル売りも、うまく結果につながってくれた。
残りの小ロットはホールドしておこうと思う。

ポンド円が損切りラインを165.13引き上げていたら
一度、そこで切られてしまった。
利益は確保したが、この損切りは早まった気がしたので、再度持ち直した。
後のポジションはそれほど変化していない。

ポジション
USD/JPY L 113.897 L 111.194
GBP/JPY L 160.387 L 165.237
EUR/USD S 1.13639 S 1.12071
EUR/AUD S 1.56775