混乱する東京

本日の東京は、10時過ぎに高値と安値を一気につけた。

高値が118.75あたり、安値が117.66あたりである。

都合暴れて1円あまりも上下をあがき

下値117.66を欧州に刈られ、一気に奈落、ジ・エンドである。

本日午前10時あたりの118.7あたりは、絶好の戻り売りのラインとなった。
118.6あたりまで戻せば御の字のところ。
東京勢が118.7までも戻してくれるのだから。
深夜組の米勢もうわうわの売りであろう。

そして、本日、ようやくのドル円ナイアガラへの道がはじまった。

117円で買いなど入れるグリードがいたら、今度こそ串刺しである。
118円のときは奏功したかもしれないが、今回は同じようにはならないと思う。
無論、株価動向でひっくり返った調整が起こる可能性も否めないが
これからはじまるドル円下落ステージにおいては
117円すら十二分に高値圏であることは警告しておきたい。

そして、ようやくクロス円相場からドル相場に移行してきた。

ドル円の下落によって、クロス円も下にやられるのは
掛け合わせから必然なれど
本日からはドル円の自立的な下落であると思う。

結果としてドルストレートはつきあうことはない。
つまり、ユーロドル、ポンドドルなどが追随下落し
クロス円が一段安というシナリオはもうない。

とりあえず、ドル円の下落からクロス円が押されながらも
ドルストレートでのドル買いで
クロス円はひなびた下落となるであろう。

118あたりからの上昇は本当に本当に馬鹿げていると思っていた。

125円あたりにトップがあったが、そこはとうてい超えられずの大きなレンジディールであった。

では下も巨大なレンジディールに阻まれ、反転を見せるか。

下は116.14あたりである。ここからの反転。
今度こそぶち抜かれる。

ここを下抜けばきれいなトリプルトップが完成し、下値は108.5あたりの下落余地が見える。

ここは2014年10月の追加緩和から加速を始めた値幅の位置となる。

ここまでは十分にありえるラインである。

ドル円のふざけた相場もようやく終わる。