先週末の大口の買いから、レンジ幅を119円アッパーまで広げてしまったドル円。
このまま119.70あたりまで伸びてしまえば、また121.7あたりを上限にした
レンジ相場に回帰してしまう。
現在のドル円の短期的なアップトレンドを否定する下値はずるずると引き上がり
もはや118.9がサポートになってしまう始末である。
先週の円安で118.9をはるか高値に見据えていた円高相場も台無しである。
またうんざりする退屈な相場に回帰してしまうのか。
このデッドロック状態は、株や債権のトレーダーの思惑の裏返しである。
ふらふらとしながらも、まだまだ株高や債券安をあきらめていないのであろう。