あまりにも弱いポンド

ユーロポンドの戻りが収まらない。

またも切られた。

いつまで続くんだ…本当に忌々しい。

切られた途端、いきなり下落である。

もう一度売り直す。

0.8050。損切りは0.8080。

10月31日、直近高値の上に置く。

今朝方の下落で、半分微益で利食いしたのがまだよかった。
もしホールドしていたら、今回の下落でフルマウントでやられるところだった。

豪ドルはユーロドルの買いによって下落しているが、
ポジションボリュームを下げるために
こちらは1.0350あたりで利食いした。

おかげで、リスク回避の流れにあって
豪ドルドルが典型だが、ドル買いで下落するなかにあって
あのユーロドルが堅調である。

現在のパワーバランスは以下のようになる。

ドル>円

ユーロ>ポンド

ユーロ>円

ポンド<ドル

よって

ドル>ユーロ>ポンド>円

という具合となる。

これだけ弱いポンドにあって、ポンド円が堅調なのは

円が全面安だからである。

ユーロはいま、対ドルでの劣勢に反して
対ポンドや対円を踏み台にすることで、踏みとどまっている。

株がどれだけ下がっても、ユーロドルは下げず
ユーロ円などはむしろ上がるのもそういうことだろう…。

ドル円は直近高値をまたも抜け
3破目に突入。

為替介入のような上昇っぷりをまたも続けている。

テクニカル的には判断がつかないむちゃくちゃな形となり
とにかく買いが買いを生む、という状況のみがわかる。

この相場は昨日の、おそらく米国勢の仕掛けから端を発しているが
焚きつけ、皆を巻き込み、さらにそこに乗じて
さらに上値を追う。という一連の流れは
日本勢では、為替介入でもしないかぎり、
とても実現できない。

いまさらもう買いについていけない。
悔やまれるは、利食いが早すぎたことか…。

まあ、下落時の反動っぷりがまた増すだけである。

ドル円についても、ナンピンとはなるがさらなる売りを入れた。
ユーロ円もさらに売る。

しかし、ここまでドル円が高値(と今は思っている)にありながら
さらなる買いを止めどなく入れる連中はすごい。