本日はひっそり欧州

本日は、円安地合いが盛んで、
さすがの欧州勢も東京勢を刈りに回る余裕はないようだ。

せいぜい狙うのは、ドル円買いでの
ユーロドルの下落基調を上に押し上げ
日通し高値をつけるくらいがせいぜい。

ただ、日本勢は本日はただでさえ円売りフェスタのさなかで
ユーロドルを積極的にやっていないし
そこを破ったところで、LCは置かれている気配もなく
跳ねようがない。

グローベックスも本日は無視されっぱなしで
下へのブレークも狙えず

では本丸の円買いか、となっても
株価は堅調で、
現在、下にLCがたくさんあるとしても
今回の円安はアメリカがまず主導していると思われるので
現在の日本勢にはアメリカが味方についている。

世界屈指のろくでなし、さしもの欧州勢でも
本日ばかりは、人間のくずっぷりを発揮できてはない。

もはや株の上げ下げで、
素直にユーロドルや、ポンドドルを買ったり売ったりするしかないだろう。

欧州勢は普段、ドル円なんて相手にもしていないがゆえに
このベースによる、ユーロ円高などについては
どうしていいのか、わからなくなっているように思う。

ユーロ円を叩き落としたくても
ドル円が強固に円売りをかましてくるので
動きが取れないのだ。

いまドルは、あたかもドルストレートのような動きになっている。

現在は、ドル買い地合い。

そこにドル円が遅ればせながら登場!といった趣である。

ただ、ドル円が上昇すれば
ユーロドル安であっても、ユーロ円を下げることはできない。

ドル円の上昇は、ドルのみの上昇ではなく
円全面安を誘発してしまうのである。

ただ、これもドルが真のドルストレートである、という前提の話。

いまのドル円は、ドルストレート風に動いているのみである。

本来はユーロクロスクロス通貨のようなものであり

ドルストレートでのドル売りやドル買いなどとは真逆の動きをする。

ある意味では裏米国ドルのような存在の

ドルドル、通貨ペアである。

世界が今後、リスク回避の圧力を増大させ
ユーロ円などを下落に導けば

やがて引きづり落とされるだろう。