やはり上げてきたか…

結果論とはなるが、ユーロドルはやはり上げてきた。
東京時間のレート維持は、その後の上昇への準備段階のイメージがあった。

悔しいのは、先週の月曜日である。
15時からのサポート破りによって短期の上相場崩され
その反転には木曜日までかかった。


さしたる理由もなく、ストップ刈りが連打されたことで
多くの強気筋が損切りを余儀なくされたことだろう。

現在は、木曜からの反転から、一端切られた強気筋が
もう一度買い直しているというようなイメージである。

東京時間に相場の天底を打つことはない、
というのは、ずっと思っていることではあるが、
ただし、調整のピークについては、東京時間に起こることが多い。

調整をトレンド発生と東京勢に疑わせ
彼らが“調整のトレンド”に順張りしてきたときに、一気にカバーする。

もしくは、米国時間の
調整に順張り(トレンドからは逆張り)してきた東京勢の逆指値
一端あらかた破壊してから、カバーする。

いずれにしても、東京刈り。
東京時間にもそうした勢力は潜んでいると思っている。
夜更かし、という意味にはなるが
彼らは当然、欧米勢勢である。

その意味で、木曜の反転が東京時間に起こってきたことから
ユーロドルは、下落が調整で現在の上昇が本来のトレンド
という蓋然性が高まっている。

さらにここ何年か、200日移動平均線を明確に抜け
抜けた方向へのトレンドが早期に失速した例はほとんどない。

その意味で、現在のユーロドルの地合いは超強気であり
本日の上昇、1.3越えで、
ユーロドルのロング筋はさらに自信を深めていることだろう。

現在の上昇地合いが底堅く推移もしくは米国時間に続伸をかませば
上昇の地合いはより高まってくるだろう。
明日の東京時間は、もちろん調整で逆バリショートで若干下げ
欧州時間にさらなる上げを狙われ刈られる。

しかし、現在の上昇時間が本日中に反転を見せれば
いまいちどの調整が発生し、それは欧州時間であるだけに
トレンド転換の可能性が増す。

もしもユーロドルが本日、大きく下落した場合、
重要になるのが東京時間である。

東京が調子に乗って逆バリストに走れば
欧州勢は、さらなる下げを狙ってくるので
トレンドが下落に走る可能性が高まる。

東京が勇ましく順張りしてくれば
その下落が調整と見なされ、一気にカバーされ
トレンドの上昇が続伸する可能性が高まる。

どちらにころんでもカモ東京勢の動きが重要になってくる。

とにもかくにも、先週の月〜水がなければ、
私もユーロドルのロングの気持ちに変化はなかった。

ただ、短期のチャートフォームが崩れてしまっては
ポジションを手放すしかないし、
結果、ドテンでショートを持つに至った。

現在は、雇用統計の高値1.307アラウンドを超えるまでは
ショートで耐えるつもりでいる。

ロスカット狙いに走る連中には本当に嫌になる…。