転換! そして、雇用統計

ユーロドルで1.307あたりから置いていたショートが
ついに転換とみたてていた、1.298に到達し決済。

これにて、ドルスイスを残し、ドル買いポジションは
すべて消滅した。

現在残るドルスイスのロングは

0.9265

指値の決済は、すでに0.9279に引き上げているため
指値がヒットしてもマイナスはない。

それに対して、
一昨日から、転換の予兆を感じてのドル売りポジションは
短期利食いのポジションを落としても残っている。

その後、ユーロポンドの上昇から
上昇遅れがちだったポンドドルも
上げ余地があるとみて、買いで参戦していたので

現在のポジションは以下

EUR/USD L 1.9285
EUR/JPY L 100.75 L 101.50
GBP/USD L 1.6114
USD/CHF S 0.9370

となる。

これに先のドルスイスのロングというものが加わったものが
現在の布陣である。

AUD/USDロングも隠れキャラとしてあるが、
これは放置ポジションにつき、詳細は昨日以前の記事でも書いているので
割愛する。

昨日の米国時間からの続伸もあり
今朝方、上記はすべて損切り位置を同値以上に引き下げて(引き上げて)
いるので、逆指値にかかっても、これら決済ももうマイナスはない。

結果として、現在のポジションはドルスイスのみ両建て状態となる。

ユーロドルを典型として、
レートが200日移動平均線を越えていたのはやはり大きかったようだ。

9月半ばからの下げは、やはり(?)
上昇過程の調整であったという色合いが強く
QE3の後押しか、今後、ドル売り地合いがより鮮明化しそうな雰囲気ではある。

そこで迎えた雇用統計であるが、

だいたい、雇用統計はここまでのトレンドの増幅がかかることが多いので
昨日からのドル売りの続伸という可能性が最も高い。

昨日で、
一旦はドル買い地合いがドル売り地合いにまた転換を見せたとみているが
それは、本日の先取りのようにも思え
本日は、ドル売りが走りそうな雰囲気である。

さすがに、それを恐れてか下手っぴ東京時間は
本日は逆張リストの発揮もなく、
売りも買いも行いがたい、びびり全快の、動きなし状況となている。

逆張りについで、こういう需給の変化なし、びびり状況もまた
東京勢の特徴で、
その後のトレンド続伸が起こりそうなシグナルでもある。

下手は下手なりに、彼らのトレードも
相場の動きのひとつの指針になるのである。

そして、雇用統計についてであるが、

今日の結果は、
結局、どちらに転んでもドル売りになりそうな気配でもある。

雇用統計が予想より上ぶれた場合は
堅調と取られ、株価上昇が上昇しリスク選好のドル売り。

雇用統計が予想より下ぶれた場合は
一旦は株価が下ぶれ、
リスク回避のドル買いが起こるかもしれないが、
そこでまたぞろ囃し立てられる
さらなる追加緩和期待(QE3の範囲拡大)が拡大することを想定されれば
結局は、ドル売り。

といった具合である。

どう転んでもドル売りという現在の雰囲気は、
あたかも当局の担保により、
いまの株をはじめとしたリスク資産の上昇が保証されているような状況で
ドル売り筋には、チャンスタイムのような状況にある。

相場の未来は本来、
どちらにでもいく可能性がなければならないのに

人工的な操作で、その片側にしか進まないように
調整されている状況は
実際には異常な状況であり
その意図的な操作が立ち行かなくなったときには
相場はすさまじい反転をみせると思う。

その意味で、やはり近い将来、
米株は大暴落すると思えてしかたないのだが、
現下は、やはり当局頼みの株高、ドル売り地合いにつき
短期トレードにおいては、ドル売りでついて行くしかないようだ。

ここにユーロ高の地合いも組み合わされていることから
ユーロドルなどももう少し伸びていきそうな気配である。

相場はいずれ反転するはずで

その意味で、ユーロの本格的な復活も
ネガティブな意味でのドルの本当の弱さが露呈するのは
まだ時間があると思うので

どこかの局面で、またぞろユーロ安やドル高は生じるとは思うが
いまはそれがいつのタイミングになるのかはわからない。

本日は金曜で雇用統計もある、
さらに本業も忙しいという個人的な事情もあるので
新規ポジションは取らず、ポジションが変化するとしても
指値にかかる、ポジション調整だけになるだろう。

ただ、深夜、レートがあまりにも異常な動きをしているようなら
ポジションの変化があるかもしれない。