意地でもユーロを売りたいようだ…というか、逆指値の売り(ただし新規)をはめたそうな強引さ

ユーロを売るというか、ドル買いであろうか。

ギリシャ問題に前向きな兆しが現れ
スペイン国債の入札も堅調ぎみで、金利低下。

国債売りで不安を煽ろうとしていたら、
それも無理筋となってきたら、

今度は株安をしかけて、リスク回避に走らせようとする。

本日は米国の指標の悪材料のみで
相場を押し上げる材料がない、動意の弱い日である。

ここで、ネガティブな情報を先導し
株価の下落を主導すれば、一方的な方向は持って行きやすいだろう。

ドルストレートペアは、狙い通りというかなんというか
あらゆるサポートを割り込み、下落地合いを見せつけるような
フォーメーションを完成させたような雰囲気である。

ただ、
投資銀行やその他投機筋だけが仕掛けているように思えてならない
一人芝居で恣意的きわまりない、
チャートフォームにみえるから、そこにも自ずと限界がある。

おかげで、5分足とはなるが、ユーロドル、ドルスイスフランとも
かなり強烈なダイバージェンスが発生している。

今の動きは、完全に仕掛けというかだまし、であるように思う。

ただ、そこで
お望み通りのサポート割れで、ユーロ暴落うっV
とする新規参入者も多くなるだろう。
暴落ぅっ…ならないと思う。

欲に駆られた素人筋の逆指値の新規売りがたんまり入ったところで
刈り上げられる予感がする。

ユーロドルなど、逆指値新規売りを入れている人たちが
明日になって見てみたら、約定しているのに
走ることなくアゲインストで、含み損orz
のようにならなければいいね。…と思う。

そんな仕掛けをしてくるのも、また投機筋。
相場はまさになんでもありの殺しあいである。

いずれにしても、
この仕掛けを突破できずに東京市場に渡ってしまえば、
またもリスク回避モードの動きとなるだろうから、注意ではある。