突っ込み売る単細胞たち

一端の下ひげであった、1.263を割ったところで、
いまの季節の蛾のように降ってわいたユーロショートおっ♪筋

相も変わらずQE3の有無をトレーディングの根拠としての
脊髄反射に等しい売り浴びせ。

アメリカ時間あたりから、現在のファッション
グリード・ショートの株の空売り
株価も再度の調整に突入し、ユーロ売りドル買い筋をさらにはしゃがせる。

そこで描かれつつあるのが、またもの下落を予感させる
ダウントレンドの形状。

ただし、それと同時にショート筋が置く損失確定の買い注文も
上のレートでは積み増されているはずである。

本日のハイパーなまでの株の下落、ユーロドルの下落には
さしたる材料はない。

ユーロ崩壊を夢見る(おぞましい)連中たちと
QE3をいまだに材料視したがる、世界の未来を顧みない連中の

グリードどもの共演が、
本日の、特にアメリカ時間での、チャートフォームであるとしか見えない。

本日中にこの流れに反転が見えなければ
明日以降、週末週明けにかけて、リスク回避相場が再燃しかねないが、

現在の地合いからは、この調整はアメリカ市場の終了までに
反転を見せるように思う。

いまユーロ売りや株売りをしている連中は
後の世界恐慌を恐れての、リスク回避などではない。

その証拠に、現在、売りをかけている者のかなりの多くが
新規のショートポジションを構築しているであろうからだ。

すでにあるポジションを、損失覚悟で現金化しているなら、
まだかわいげもあるが、

もともとなんのリスクもなくノーポジションに等しい連中が
新規ショートポジションを構築しているはずである。

つまり、今後、本当に世界恐慌が生じ、世界が混乱に陥ったとき
彼らはだから売りをした、というかもしれないが、
実は逆説的に、彼らが売りをしたから、
世界の下振れがより増幅され、世界恐慌になったのだ、とも言える。

その意味で、いまユーロを売ったり、株を売ったりしている者は、
世界を暗黒に導く、共犯者どもであり、
根こそぎ、人間のくずであり、世界にとっての害毒である。

そんな連中こそ、
したり顔でソブリンリスクや世界経済を懸念した発言をしたがるものだが、
そんなことをほざく暇があるのなら

まず、ユーロを買って、株を買え。