ポジションスクエア

ギリシャの再選挙というリスクイベントがあるため、
ドル円を除いて
ポジションをスクエアにした。

ユーロ円は97円前半からロング
ドルスイスを0.96アッパーからのショート
ユーロドルは1.25アンダーあたりからロング

としていたが決済。

ドル円は78前半のポジションから79円ミドルで買い増しをしていたが
底でのポジションが引き上げていたLCにかかり

79円ミドルでのロングがアゲインストとなって、ホールド中になっている。

もともとドル安の相場観で、弱気のレートに差し込んでしまったので
この保有については自信がないが

月曜は確実にユーロが上か下かの窓を開けるであろうし、
上の場合、ユーロドルが上がってもユーロ円も上がるということ
下の場合、ユーロドルが下がってもドル買いが起こるだろう

ということで、どちらに転んでも
ドル円については、それほど危ない動きは見せそうもないので
ホールドという次第。

ただ、ユーロがらみとドルストレートがらみは持ってはおけない。

ちょっとリスクが高そうに思うので、
これらポジションの持ち越しはやめておくことにした。

普段はどのようなポジションでも
週越えの持ち越しにあまり躊躇はないが、
今回ばかりはどのように相場が動くのか予測もつかない。

方向としてはドル安に向けて進んできたため
トレンド増幅が週明けに起こりやすいことから
ユーロドルなど上方向へ窓を開ける可能性もあるが、
短期的な相場の動きは読めない。

ただ、自身としてはギリシャはユーロを離脱しないと
いまでも思っているので、
その予測を裏付けるような結果となれば、
ファンダメンタルズから即座にユーロ買いに走りそうだが

選挙結果が玉虫色であったり判断が分かれるようなものであれば
条件反射的にはユーロ売りとなるかもしれない。

ともかくわからない。ゆえに、とりあえずどちらにしても
ユーロがらみの取引は週があけてからじっくり構えてもいいように思う。

しかしながら、世界のあらゆる情勢があるなかで
欧州問題ただ一点のみを材料視しすぎだと思っているので
現在のユーロ売りのポジションは
かなり一方的な偏りであり
つまりは、オーバーシュートのレベルに突入していると思っている。

ユーロドルがが1.2にいくだの割れるだの
ユーロ円が90円にいくだの割れるだの

皆が好き勝手なことを言っているが
ともかく現在のユーロはすさまじく安すぎる、と思っている。

私はこの一方的な投機の偏りは
すさまじい巻き返しをもって、暴騰するといまだに思っている。

相場の地合いが落ち着いてきた頃に、ユーロロングを狙っていきたい。

基本、テクニカルからもファンダメンタルズからも
もはやユーロ売りという相場観はない。