下落が進みながらも、東京刈りの連打

ここのところ、ユーロが一本調子に下げているが

東京は欧米相場の単なる踊り場、と言われても仕方ないくらい
相場をリードできない、
いつもながら、受け身丸出しの状況である。

東京勢は相変わらずさえない。
ここ数日は、ちょっと順張ってショートを張れば
欧州時間に押し上げで刈られ

昨日は、
少し逆張りで戻そうとすれば、ショートで刈られる。

本日は上がるも下がるもできなくて
びくびく脳死状態のように狭い幅で耐えていたら
がつっとLCを刈られて1.26に差し込む。

この差し込みで、こちらのドルストレート系のポジションはさらに刈られた。

ドル高地合いがいまだに収まることはないが、
年初の安値はとりあえずキープしているが、
少しの調整押しと思っていたところが、あまりにも落ちすぎた…。

長期的なユーロ高予想を描いてはいても
短中期的に、ここまで押しに押されたとなっては、完敗である…。

現在は、年初のレートにタイムスリップしたような感じである。

およそ5ヶ月あたり積み上げてきたユーロの強気な材料が
今回の選挙結果で、すべて振り出しに戻されたようなものだ。

今年のはじめの相場観を思えば
長期的にはユーロロングという気持ちながら、
もう少し差し込みのショートは突き進むだろうというイメージだった。

しかし、その後はユーロ反騰で大やられしたのであるが…。

今のレートがその頃とシンクロするのであるとするなら、
年初の安値1.2616あたりを差し込むならばユーロ安相場(とりあえずの)が
本格的に再開しようし、ここを守れば反騰が期待できる
という相場観には変わりはない。

とにかく、今回のちょっとした“大相場”については
ずっとドルショートを保持し続けて、損失を拡大させ続けたわけで、
デイトレスイングトレードという観点からすれば完敗である…。

二週間前にショートを打ったが、
それはすぐに反転するであろうと思っていたので
すぐに逃げるつもりのすけべショートがゆえ、すぐに手じまったが、
すけべどころか、その方向こそが突き進みとなってしまった。

いまだドルショートのポジションはあるが、
現在のポジションはもはや軽いもので、
長期トレンドを狙うような、しょぼいものである。

現在のポジション量では、今後、どれだけ変動しようとも
バジェットはたいしたことはない。

日々の相場に一喜一憂もすることもなくすむのは楽は楽だが、
しばらく、ほおっておこうと思う。

完全にドルショートの思惑が粉砕されるのは、
繰り返しとなるが
1月16日あたりの年初来安値を割り込んだときである。