またも後出しアナライズ(備忘録)

いまさらになって、米系証券銀行Mがターゲットを示しだした。

今年中にユーロドルは1.19に向かうそうである。

しかしながら、
なぜにいまさら言うのだ、といつも思う。

すでにそうした弱気の見立てはあった、とのような言いぶりに見えるが

それなら、なぜ、もっとレートが上の時にそれを言わないのか、
と素直に思う。

いつもながら思うが、突発的な彼らのこうした意見を聞くと

ここらあたりを底値と見立ててロングを入れていくので、
素人の皆さん、LCを置いてショートを積んでいってください。
それを刈っていくことで、トレンドを上に走らせます♪

といっているような感じすらする。

今のレートが1.294として、1.19がターゲットなら
値幅はおよそ1000PIPS以上となるので、
同値未満でLCを置けば、
最長で、少なくとも1.394あたりまで耐えるショート筋が登場する可能性もある。

逆に言えば、そこまでの値幅までショートのLCを刈り続け
トレンドを増幅させることも可能、とも言える。

そういう意味では、逆にロングのターゲットを1.19どころか
実は、1.39に置いているんじゃないか、とすら思える。

ちなみに、相場に影響力のあるしかるべき立場を悪用し
こうした推奨やストラテジーを公にのべつまくなしに垂れ流し、
直接間接に投資家の判断基準とさせておきながら
それが彼らの嘘であったり、彼らが別のポジションを持っていたとしても
それを禁止したり、罰したりできる法律などない。