勝手な妄想モード…オオカミのごとき獣が手を引けば

本日のユーロドルの下落について、

東京が順張りきどりのショート、それを刈る欧州。

というのが、自身の見立てでのオーソドックスな流れだが、
別の妄想を立てると

今朝方の、東京時間らしからぬ
突発的なショートの走りの一端には
米系銀行の売りが要因であったとのニュースがある。

おそらく、現時点での東京時間にはポジションの厚みはあまりない。
しかもレンジディールを常とするこの時間帯のトレーダーは、
ちまちま遊ぶ、子羊のようなものであり、

そこに大きく売りをかましてきたのが、
オオカミのごとき獣ともいえる
米国の銀行、という妄想も考えられる。

この妄想をさらに走らせると
その後に戻りがあったが、
そこからさらに走ろうとしたトレンドは、
東京勢の逆張りロングのLCを切り刻んだあとに
刈りを終えて再度、下落、とも言える。

東京時間に
下げたとはいっても、安値が割れず
一端下げ渋ったところで、逆張り大好き東京勢が入り
そこを刈りに回る欧州、そしてそこで逃げた
うまい(といって、もレンジディール…な)東京勢、
という見立てを立てれば、

朝方の獣は相場が変動を繰り返しながらも
いまだ今朝方からのショートは持ちっぱなし、という考えも成り立つ。

欧州時間の戻りが、ことごとく
今朝方のショートが走ったスタート地点を上限として
跳ね返されているのは
獣への怖さ、もしくは
獣の売りということに敬意を表しての
このあたりからの追随の逆張りもあろうし、
戻りからの利食い地点をそこに置く欧州
という妄想も浮かぶ。

そうなると、ここから反騰が起こすには
このカリスマ扱いされている獣がいつポジションを閉じるか
という部分に焦点が絞られる。

彼らが能動的に動くなら、いつショートカバーするか、という部分になろうし
受動的に動かされるのは、損切りをどこに置いているか、というところとなる。

とりあえずは、1.295あたりで、そうした動きはないので、
次に考えられるのが、1.298あたり、
大本命が、1.3アッパーというところとなろう。


羊の群れの中に突如現れた獣
いずれにしても、獣はいつかハンティングされねばならない。

獣がもしもハンティングされたとしたら
いまの時間軸から、下に下に落ちてきた
短期のダウントレンドラインを
奇しくも突破するあたりとなる。


すべては妄想である。