休みが明けて、超順張りストは走る、アジアは逆張りで抵抗、そして…

ゴールデンウィークが明け、
相場はリスク選好を引き継いだ売りの流れが継続しているようだ。

またも米系証券会社の予測が当たってしまったようで、彼らにお詫びしたい。

http://d.hatena.ne.jp/lj1027/20120501/1335885329

ここはユーロ円が104.5円に向かうと推奨していた。

結果的には、今回の下落は仏選挙結果と、
ボラティリティが上がる動意の少ない連休

が重なった結果のようには思うが、

某B銀行と伏せておいたここは、
言うまでもなくバークレイズであるが、
ここはもともと人を嵌めるようなことまでして
相場で取ろうとする銀行ではないようにも思うので、
今回は、案外、正直だったのかもしれない。

ただ、普通の見立てではサルコジが勝つようにも思えたので
今回の見立ては、サルコジが負けたというラッキーパンチの要素もあり
本当はサルコジが勝って、反騰、という見立ても建てられただろうが
そこまで言うと意地の悪い見方ともなるため、
彼らの誠意を今回は信じておきたい。

尤も彼らすべてを疑ってかからざるをえない元凶たるGについては
引き続き、投資家陣を嵌めるかのような鋭い見立てが継続中である。

繰り返しとなるが、彼らの現在の見立ては
豪ドルドルを買え、というものである。

下値のめどもなにも示さず、ただただ押し目買いせよ
とだけのたまっているので、
どこまで落ちればはずれなのかは決められないが
すでにその推奨からは200pip以上下落している。

コメルツ銀行やバークレイズ証券などと違って
こちらのたちの悪さは折り紙付きである。
例のリーマンショックも、自身の勢力拡大のために
わざとリーマンだけを潰したとさえ、思っている。

こういうちょっとした“陰謀説”ともかくとして、
個人的には、まだポジションは取ってはいない。

後出しじゃんけんのようにはなるが、豪ドルドルの売りを
長期保有の方の口座で少しだけ以前に取っていたので、
それがちょっと利に乗ってきたか、というくらいである。

ちなみにここでは、バークレイズは見立てが大きくずれている。

「どこかが具体的なターゲットが示し始めたときは、警戒を要する」
http://d.hatena.ne.jp/lj1027/20120229/1330519545


豪ドルドルを売るという戦略に関しては、以前に実はすでに宣言している。
「限界は近づきつつあるように思う」
http://d.hatena.ne.jp/lj1027/20120220/1329699830

この少し後くらいから、多少の押し上げは覚悟で豪ドルの売りは準備していた。
それに倣ってポジションを行ったまでである。

ただ、長期保有の口座は基本、がちゃがちゃ動かさずに放置しているので
普段のブログではいちいち報告はしていない。
とはいえスワップちゃりんちゃりん狙いではないので、
毎日、ちょっとづつ逆スワップを取られ続けていたので
最近、ようやく奏功してきた感じだ。

このことはこのブログの当たった外れたという部分とは別に
自身の備忘録として記録しいるまでである。

豪ドルドルはまだ底打ちしたというイメージは全然ないので
もうしばらく放っておこうとは思っている。

とりあえずは、パリティ割れ、0.96アッパー、0.91アッパーくらいまでは
十分に下落しうる地合いである。

ただし、長期の見立てとしてはやはりドル安なので
これもやがては底を打ちそうに思う。

豪ドルドルはダウとクローンのようなところがあり
ダウがかなり下に落ちるまでアップトレンドを崩せないのと同じように
豪ドルドルも、長期的なアップトレンドラインはまだまだかなり下にある。

つまり豪ドルドルもまだ長期的にはアップトレンドが崩れてはおらず
それを完全に切り崩すとすれば、
現在の時間軸からすると0.91割れあたりからとなるだろう。

現在の押しがまた反騰するようなことがあれば、
この豪ドルドルショートのポジションは閉じようと思ってはいる。

短期中期のポジションとしてはまだポジションは保有していない。
目下、こちらはドル安の長期スタンスを変えていないのだが、
ユーロドルなど典型となるが、
ゆるやかながら、下落のチャネルラインを形成してしまっているので
即座にバジェットを稼ぐには、
戻り売りを狙うのがセオリー的な流れとなってしまっている。

今朝方は金曜の流れを引き継ぎ、オセアニア超順張リストが
脊髄反射で売りに追随してきたため、大きく窓を開けるに至っている。
夕方以降はそれを埋めるような戻りを試すような展開とはなっているが、
その後、基調を上昇に転換させるか
戻りを売りを浴びせられ、売りが再開するかはまだ見えにくい。

ポジポジ病的に、いますぐポジションを取るなら
何も考えずショート、ということになるが
じりじり戻りもあることから、それもまた判然としない。

ということで、もうしばらく静観しようと思う。