世界は欧米の都合で動いている

本日は聖金曜日(グッドフライデー)だとかいう欧米勢の休日らしい。

こういう日に相場は荒れることはないように思う。

もしも相場が荒れるとすれば、雇用統計が悪く
相場が急落、ということになろうが、
雇用統計の数字など、数字であって
言い方は悪いが、当局が改ざんしようと思えばいくらでもできる。

意図的に上乗せしていた場合は、
事後、下方修正すればいいだけの話しだ。

本日のような聖のつく日に、欧米勢の相場を急落はさせないだろう。

世界が各相場を作っているといっても、
相場の中心は欧米であり、欧米の趨勢で世界経済が決まる。

つまり、金融市場もなにもかもも欧米の都合で動いていると思う。

だから、世界はいつも不安定なのである。

欧米にヘゲモニーがなければ、世界はより不安定である。
とする考えは幻想であると思ってる。

各国の紛争や緊張感などの多くは
これら国々が火に油を注いだり、
ある種ねつ造している部分も多々あると思う。

たとえば、中東情勢や
イランのや北朝鮮、などに見られる“脅威”論や。
中国への“脅威”などである。

最も脅威で、危ないのは米国のように思えるのだが
彼らは民主主義と人権によって
表面的には他国や市民に危害を与えない。
しかし、目に見えない方法で、じわじわ危害を与える。
まるで、殴ったりはしないけれど
結果的に他者を棄損する、巧妙ないじめのようである。

欧米の覇権がなければ、
たしかにいまよりも贅沢な世界ではないかもしれないが
もっと国際社会は安定していて、ある意味で豊かであると思う。

物質的には驚異的に豊かであるが、不安定で信頼のない世界と
物質的には驚異的には豊かではないかもしれないが、安定で信頼のある世界

どちらがよいかは、好みの問題かもしれない。