欲は突き進む

住宅指標が悪くとも、景気減速懸念が台頭しようとも
その他要素を、必死に組み立て全力で好意的に解釈し、

サポートの線に入ると必死に買い上げる、
再度の上昇をまだあきらめぬ、
特に米国勢(一部ロンドンもかぶり)のグリードたち。

とくに円がらみ、本日東京時間あたりは、
反発の期待を東京勢に持たせておきながら
序盤は新安値を刻むことで彼らを根こそぎ刈り取りながら
返す刀で反発を起こす。

利益だけを追い求め、我欲だけを追求する
まるで鬼畜のごとき所業である。

鬼畜、とはいえ、いま動意の薄い金曜夜に買い上げる馬鹿?は
含み損をかかえて必死に自作自演の演出をしている
一部の下手くそだけかもしれない。

もしくは、無理やりパワープレーで上げた後は
LCだけ置いて、あとは放置。
今の動意なら高値でとどまることから
月曜での高止まりで、チャンスですよ東京さん!とでも演出し、
東京に買い上げさせて、また刈るきか。

こういう連中のポジションなら、
誰か、この馬鹿のLCを今夜中に切り取れば面白いのだが、
米国同士はこういうときは、潰し合いをしない談合連中だったりするし
ロンドン勢はもう撤収しているから、より対抗なし、
となりがちだから、困ったものだ。
だから暴落時は、みんなまとめて終わる、ともいえるけど…。

いずれにしても、まだまだダウを上げようとする
グリードのお手本ともいえる、
強欲行為のその先に、彼らは何を見たいのか。

彼らが見ている幻覚は、ばら色の世界かもしれないが、
私が見ている現実は、暗黒の地獄である。

人間とは(この場合は米国に限るか?)、かくも愚かである。

愚か者の手本を見たければ、いまの相場がその格好の教材である。