今夜の円売りの主犯
値幅トップはポンド円だが、
変動率から見て、本日最も円売りに影響を与えているのは
ユーロである。
ユーロ円の買い上げの強烈さが
ユーロドルの買いへと派生し
その値幅の強さが、相対のドル売りにあっても
ドル円の下落どころか、徐々にの上昇を導いている。
ユーロ円のこの強烈な上げが粉砕されない限り
円安の地合いを切り崩すことは難しい。
いま最もやってはならないポジションは
ユーロ円の売りかもしれない。
他はさまざま通貨のペアでこのユーロ買い、円売りが起こって
デッドロック状態につき
どのペアを買っても売っても、
大きく勝つことも大きく負けることもできないだろう。
逆に言えば、これからなにかの拍子でユーロ売りが発生すれば
円、ドル関係なく
相場は強烈な下落となるだろう。
とはいえ、すべての鍵は、やはりダウとなる。