あーあ…

円売りフィーバー残念でした。

本日の下げによって、

とりあえず、ドル円はもちろん
クロス円全般の調整局面が確定し、短期下落トレンドを完成させた。

エリオット波動に習えば
いまは調整A波の開始といったところ。
C波がどこまでいくのか、といったところが焦点となろう。

80を割り込むまでに切り返すことができれば
もう一度、高値の更新に向けて同意づくだろうし、
割り込んでしまえば、とりあえずの天井は84円アッパーあたりだった、
と見えるといった具合である。

いずれにしても、ポイントはラウンドナンバーとなり
心理的節目ともなる80円あたりが勝負どころである。

現在の下落は、まだ調整の域を超えず、
これがアップトレンドさなかの押しとなるか
二番底の発火点となるかはまだ未定だが、
当面は85円までの道は、また遠のいた。

http://d.hatena.ne.jp/lj1027/20120316/1331919870

鍵はやはり米株のバブルが終了するかどうか、
というところがポイントであると思うが、
現在の米株バブリーの完全なアップトレンド終了は、残念ながら
あと1500ドルあまり下落しないとならない。

以前グリードどもが、
2008年に置かれていた中期直近高値を抜いてしまったがゆえに
中期のアップトレンドラインがはるか下に引き直されてしまっているのである。

http://d.hatena.ne.jp/lj1027/20120209/1328801389

現在の状況は、以前に述べた
ロング筋が切るに切れないゾーンに突入したことを意味する。

この下落に加速が加わってしまい、
はるか下のサポートまで切られたときにはじめて
ロングの投売りがはじまり、さらなる大暴落のトリガーとなる。

大暴落はわかりやすく天井をひねるわけではない。
もう落ちないと思われる極限を抜けたときに、はじめて開始される。

それは10300アッパーとなり、かなり下ではあるから
守られるのかもしれないが、
私はこれはいずれ破られ、株の大暴落が起こると見ている。

それもこれも、欧米政府の本当の血を流すことなく
金融の安定だとか、正しいのかそうでないのかも不明の経済理論にのっとり
むちゃくちゃな緩和政策を行ったこと
それに追随し、トレンドに追随するだけの
無茶なグリード買い。
そして、それをあおりにあおったアナリストやマスコミ
そういった連中のせいである。

そうなれば、ずっと以前に述べてきたことだが、
豪ドルドルの1.1越えといった予測が、
本当にむちゃくちゃであったことが証明されよう。

http://d.hatena.ne.jp/lj1027/20120229/1330519545

そうやってまた実体経済が破壊され
多くのまっとうな人々が、もっとも苦しむこととなる。

私個人的には、円売りトレンドのエリオット第5波と思われるあたりから
逆張りをつみ続けていたので、
今回の調整でそれらの多くを利食いした。

割と軽めの円買いを今週あたりから積み始めていたが、
幸いそれが奏功したような格好だ。

ただ、私の本命はドルストレート通貨。
ユーロドルのショートや、ドルスイスのロングである。

途中、短期的に切られたポジションもあるが、
幹の部分のポジションは切られていない。
これはまだ半分くらいしかカバーしていないので
利益が継続している段階である。

いまは円買い地合いでドルが売られ、
それによってドルストレートがもみ合いとなっているが
下落が継続を続けるならば
この円買いドル売りの地合いは、やがてドルストレートの買いへと派生し

円買い、ドル買いのリスク回避モードが完成するだろう。

ただ、この過程において鍵となるのはやはりダウで

ダウは今後、やや強めのサポートに守られることとなるため、
いったんは戻りがあるようにも思う。

当面のサポートは12800アッパーとなろうことから
ここで切り替えしが来れば

円売り、ドル買いを両建てしてかけて、カバーを行うつもりである。

いずれにしても、現在はポジションはスクエアとなまでいかなくとも
自身の平常からすればずいぶん軽めとなっている。

とりあえず、いまはグリードの次なる動きを静観することとなる。