またもUSD/CHF

久しぶりにポジション公開を行いたい。

いまメインでの保有は、やはりドルロング主体である。

今回はある程度トレンドが走るまで
手の内を明かさないずるい投資会社のように
ポジション公開は行わなかったが、
自身の備忘録もかねて、そろそろ記録しておこうと思う。

これは決して赤の他人の誰かのためではなく
自身のための記録である。

一度は、破られたサポート0.9114から押され続け、
自身の相場観が打ち砕かれた
切られたドルスイスのロングポジションながら、

0.8934あたりから下値追いに鈍化がみられ始め
その後はいったんは底打ち気味で反発上昇に転じている。

この底打ち気味の流れの中、私はドル買いの好機を覗っていた。

短中期的にはいまだドル高を“信奉”している自身としては、

その後、発生した
一端下でもまれているところから超短期のダウントレンドを突破した
0.945で買い
ダブルボトム、0.91あたりで追っかけ買い
追っかけ買いは0.914あたりで利食いし、

現在、ドルスイスについては
最初に保持した0.8945だけをアンカーとしてロング保有している。

なんども破りながら、再度作り直されてきた
短中期の比較的重要な下げトレンドラインは
現在、0.915あたりに存在し、
まだこちらは突き破ってはいないが、
これを突き破れば、さらにドル買いの地合いが鮮明となる。

これを破れば、0.925あたりまでレジスタンスは弱いので
追っかけで買っていくつもり。

いずれにしても、現在は1月途中から走り続けたドル安相場から
ドル高への転換が起こるかいなかという狭間に差し掛かっており、
今週にその白黒はつくように思う。

ドル安の継続か、ドル高への転換
別の言い方をすれば、これまでのドル安が戻りだったとされる
ふたたびのドル高地合いの示現か
という狭間である。

ちなみに、ドルベースでは、ユーロドルを1.347アラウンドを
アンカーとしてショート保有を構築している。

自身のトレーディングはアンカー保有したら
それがカバーされるまで、同方向に追い続けるというものであるから

当然、今後の投資戦略はドル買いのピラミッティングである。

ユーロドル、1.35オーバー
豪ドルドル、史上最高値越え

などなど、QE3など緩和期待に支えられた
ドル安ターゲットが示されはじめている昨今であるが、

この流れがふたたび示現すれば、もちろん、自身のドル買いポジションは
またも解消されることとなるが、

こうした具体的ポジショニングが示され始めた頃は
往々にして相場はピークを迎える場合も多い。

現在のドル買いは、いまだ逆張りの感があるが、
逆張りであるかぎり、下方向のターゲットの方がはるかにバジェットは稼げるところがある。

しかし、いまは多くのアナライズは下方向のターゲットは示すことはない。

ただ、今の状況においてもドル買いを仕込んでいる者たちはいるはずである。
単に値ごろ感で逆張りをしている、素人個人投資家とは別の意味で
ひそかに逆張りしている勢力がいるはずなのだ。

彼らはいまは手の内を明かさない。
ある程度相場が反転し、もはや十分にバジェットを稼いだ後に
しらじらしく、下のターゲットをしめしはじめることだろう。

その頃はまたドル買いの追っかけは危なくなってくる。

ただ、その兆候はいまだ見られない。
彼らがどこまでドル買いを狙っているのかは定かではないが
私自身も狙っているターゲットはある。

ただし、それまでをここで公開するつもりは、いまの私にはない。

具体的なトレーディング手法を知りたければ
勝っても負けても注目されるカリスマブロガーのそれを見ればよいと思う。

結局、それで最後に勝つか負けるかはともかく、
そちらの方がエンターテイメントとして面白いと思う。

私は、ただ淡々と自身の利益を追い続けるだけである。