やはり雇用統計か……

ギリシャ協議とかなんとか、ふってわいたような材料を
全力で好意的に解釈し、今日まで続けてきた馬鹿げた楽観相場。

それも落ち着くころと、米雇用統計が、くしくも同じような日柄となる。

1月は、雇用統計の結果から通常はドル売りとなるところを
ドル買いで突っ走り、その後のドル安相場を予見させるものとなったが、

今回は逆に雇用統計が悪いにもかかわらず、
まずはドル安が走る、
といったような真逆の展開となるかもしれない。

雇用統計の結果は予想できないが、
さまざまな材料を融合させ、
結果としていまのドル売り地合をドル買いにチェンジする結果となるように思う。

これ以上ドル安を走らせる相場付きを演出したとしても
テクニカル的な面やショートカバーといった部分以外で
ドル安相場としては突き進みにくいように思う。

つまるところ、グリードのバジェットを稼ぐためには
そろそろ相場も一旦ひっくり返った方がよい。

1月はドル安相場でバジェットを稼いだ者達は
2月はドル高相場を狙ってくる。

はなからドル高の相場観でショートポジションがあった者達は
今月はショートカバーばかりだったが
いまこそ追撃のショートをかける月とする。

為替の世界が投機満載で構成される世界ならば、

2月はドル高に突き進むのが理にかなっている。

そろそろユーロの命運も尽きる。

なんどこれを言ってきたのだろうか……。