久しぶりの日記

気がつけば、最後の記述から2ヶ月以上経っていた。

相変わらずの本業の忙しさではあったが、これまで、トレードは休んでいたわけではなく、軽めのポジションで大きなスイング(最低でも200pips以上を狙う)でやっており、“休業”したわけではない。

9月に大敗を帰したが、その半分ほどは戻した。日々、ブログで記録するせわしなさがなかった分、マイペースでトレードが計れ、結果的には功を奏した感じだ。

復帰の分岐点は、ユーロの一時的な反騰と介入であろうか。

猫も杓子もユーロ売り♪とはしゃぎまくっている著名人の方々が惨殺され続ける様を、高見の見物、といっては失礼だが、眺めつつ、こちらはロングを保持し続け、押し目ではピラミッティングをかけつつ、介入のタイミングをマックスと見て、すべて利食いした。

あとは、そこから本来のショートにドテンし、そちらでも戻りのたびにピラミッティングをかけ、そこでも利益をもらい、往復で取ることで、都合、合計で9000pipsほど取れたように思う。

現在は先週の直近の最安値を背にしてAUD/USD、EUR/USD、AUD/JPY、EUR/JPYをロングで保持している、そういう状況である。

ただ、この底が現状のショートのとりあえずのボトムかどうかは計りかねる。

ダウが若干ながら前日比マイナスでひけていることから、翌週の日経がどう転ぶかでまずクロス円(ちょっとはドルストレート)の上昇が決して行くだろう。ポイントは東京時間のダウ先の動きにかかっている。日経はダウ先のクローンに等しいので。

ユーロドルでいえば、1.3、豪ドルドルでいえば、0.99、これら界隈が、なんだかロングしたくなる絶妙な位置になっている。ここはチャートフォーメーションからしても素人筋がロングの誘惑に強烈にかられる場所(逆に言えばショートの狙いどきでもある)で、そのポジションが大きければ大きいほど、そのロスカットを狙ったショートの仕掛けが入りやすいのでリスキーな位置なようにも思う。

素人筋がいまだに、ユーロ崩壊崩壊♪とか、根拠があるのかないのかわからない海の向こうのニュース請け売り丸出しの、なんちゃってアナライズでショートを繰り返していたならば、自信を持ってロング保持しているところだが、それがちょっと弱まっている(素人筋からもロング臭が若干してきた)のが、ちょっとこちらとして自信を持ちきれないところ。

個人的にはこういう素人アナライズを、ファンダメンタルズ分析の一部と見なしているので、ロングの自信がちょっと揺らいでいたりもする。

直近の反騰のときのように、それでもショート、ショート、ショートおおっ!と素人筋が果敢にショートを張っているというような状況なら、こちらも安心して全力ロングを張れるのだけれど。

それはそうと、ユーロ円はついに101円を一瞬ながら切って、100円台を覗いた。以前(9/26)に指摘した、おばかはしゃぎの101円突入とは異なって、今回の101円台は足腰が強い(?)ショートで以前のそれとはやや違う。当時、ポンド円など117円を見ていたから、現在のポンド円120円からすれば、ユーロ独歩安で売られ続けての必然に近い結末がいまのようにも思う。

アジア時間(ときにオセアニア含む)のアホなオーバーシュートはたびたび反騰によって打ち消されるが、近い将来のレートの予言のようなすごさもあり、結果的にそのありえないと思わせた一瞬の値段に、結果引き寄せられることが多い。今回の例もそのような結果となってしまったように思う。

以上のあらゆる前提から近い将来を予見するとすれば、方向はまだショートという可能性も高いが、今回はあえてロングを張っている。

ショートをすべて利食いスクエアにしたのもあり、いまさらショートの積み増しはどうかというのが一番大きい。

ショートを積みますなら、そもそもショートのポジションはショートカバーせずホールドしている。

ショーカバーからさらにショートをするなら、戻り売り、とならねば意味がない。

もちろん、何度か戻り売りは行い、それも奏功している。

それももういいかな、というのがいまの実感である。

現在、軽いポジションで、すでにロスカットラインは同値以上のところまで上げているので、いま下げを喰らっても証拠金の損失はない(むしろ若干のプラス)。

年末相場は枯れ相場なので、ここからもしばらくほったらかしで、静観しておこうと思う。
もちろん、レートが上がるようなら、トレール的にLCは切り上げと積み増しは行っていくが。

とりあえず、現在のLCラインに到達するか、直近の最安値を割り込んだら、ポジションはふたたびスクエアとなり、本年のトレードはとりあえず手じまいということになるかな、という感じである。