随分、上がってきている様子。
久しぶりに更新。
本業が忙しく、トレードどころではなかった。
最後の更新からロングを、もうユーロドルが1.3を割れようが、豪ドルが0.9を割れようが関係ないくらいのレバで仕込み、あとは放っておいた。
アジア逆張りストのはしゃぎすぎなユーロ円101円あたりを目の当たりにして、強烈なドル安を信じるに至ったからだ。
幸いにして、果報は寝て待てと言うべきか、いろいろなファンダメンタルズの要因があったにしても、大きなスイングではドル安が示現している。
まあ、二週間くらいの間だが、含み益はちょっとずつ育ち、スワップ金利もチャリンチャリンと増えている。
中期的には円キャリー(ドルキャリー)トレードがワークしていると言えよう。
もともとスワップ金利など狙ってないが、ドル売りのポジションを張っていると、そういう役得もある。
いずれにしても、直近の予測は、なんとか当たったこととなる。
まあ、誰も注目してはくれなかったが……。
しかしながら、皆様が大好き(?)な、相場観が当たっても外れても注目される著名人の方々は、このドル安相場に随分翻弄されている様子。
調子に乗ってユーロ売り♪ 損切りを喰らっても戻り売り♪
そんなフィーリング丸出しのトレードによって、多くの方々が殲滅されているように思う。
チャートを見るのは面倒につき、日々のレンジのみをちらみのみで、ポジションを調整している日々ながら、いまのポジションがアンフェイバーになるのは、当面なさそうな感じ。
今更ながらドル安相場を謳いだす、後出しじゃんけん、インチキアナリストもぼちぼち増えてきた。
彼らの戯言を信じ、多くの人たちがドル安を確信し始めた頃、ドル安相場は一旦の反転を見せるだろう。
それがいつ訪れるかはわからないが、
損切りラインも利益以上の部分まで上げているので、たとえここから突如暴落したところで、もう損失はない。
猫も杓子もユーロ売り、ドル買いなどで、リスク回避♪
まあ、どうでもいいのだが、誰も彼もが売りに入ったとき、そのカバーはいなくなる、ということを理解している人はあまりいない。
たしかに、相場は信じ難いところまで下げたり上げたりするものだが、それはカバーする者、損切られる人間がいるから生じること。
しかし、年初からはじまったドル安相場は相当なところまで走ってしまっていて、もはやドル買いでカバーする人間などほとんどいない。
こういうときに、安易な人ほど、
「難しい展開、だとか、不安定な相場付き」
などと宣うが、私が逆に聞きたいのは、「簡単な展開や安定した相場付き」など、あるのか、ということ。
相場は1秒先さえわからない。
もし10秒先でも確実にレートが読めるならば、私は全財産をその方向に賭ける。
ただし、そういうことは不可能。
相場は常に難しく、不安定。
それがわからぬ人、「いまは(?)難しい、いまは(?)不安定」、そういう戯れ言を真に受ける人は、一生勝つことはできず、一時的に勝っていても最後はいつも負けるのだろうと思う。
いまのユーロ高が良い例だ。
私は決して負けない。途中で負けることがあっても最後には勝つ。
そして、誰も信じない。
これは決して意地ではなく、相場の不確実性やリスクを真に取ることを誓っているから、言えることだ。
カリスマトレーダーや有名アナリストのブログなどを読んでいる、時間がありあまっている方々に、未来は決して読めないということと、安易な相場観を持つ人々に相場での明るい未来は到達できない、と断言できる。