ちょっとやさぐれ感

最近、本業が忙しく、ポジションは軽くホールドしたまんまで、ほぼほったらかしに近い状況になっている。

リスク通貨売りでのポジションは利が伸びて、リスク通貨買いのからみは損切りされてと、三歩進んで二歩下がったり、二歩進んで三歩下がったりと、微調整での様子見トレードが続く。

豪ドルはやはり当面、期待薄な感じで、ユーロポンドなどが伸びてきている。ポンドの伸びを期待していながら、ユーロポンドの下落はリスク回避的な流れとなりがちで、ドル買いモードに押されてポンドドルは途中で切られる。ポンドや円は、幻通貨チックに独自の軸となりにくいところが切ないところ。ユーロの独歩安という流れでもないし、相場観の定まりがたい状況で10月に突入という感じである。

ところで、掲題のやさぐれ感というのは、我がブログのアクセスの減少から思うところ。

実際のトレード記録はともかく、過去の履歴を読み返すと、自分の相場観はかなりの精度で方向感があっており、そのへんのアナリスト諸兄よりよほどましだとは思うが、目下、このブログは黙殺されている感じで、ランキングもすごく下位にある。

私よりもばしばし相場観を外しまくっていたり、ユーロ売りばかりを唱えていたりして、なんの参考にもならない方々、たとえば、カリスマトレーダーやカリスマブロガー、カリスマアナリスト、カリスマ元トレーダーといった方々ほど、相場観が外れようがどうしようが、アクセスが集まるところが、なんだか、切ないところである。

まあ、こういうブログをご覧になる方々は、相場分析がどうなどというのは関係ないのだろうな、と思う。

ゆえに、最近は日記のごとく非公開で自分だけで相場予測をしている。

来週の展望などもなくはないし、まあ、かなり当たるという自信もあるが、公開したところでいまはあまり意味を感じないので、自分だけで考えておこうと思う。

しばらくこういう調子で、結果がともない、一億円トレーダーとかにもなれば、多くの方々が集まってくるのであろうが、なんだか、それで多くの支持を集めたところで、なにも嬉しいとは思わないだろう、とは思う。

なので、その結果を出したとしても、その経緯や手法などは以後、自分のなかでだけとどめておこうと思う。
おかしな商材などにして売っている人もいることを思えば、なんだか、自分の血と汗の結晶のような手法を、垂れ流していることに意味を感じなくなってきた。

こうして人は打算的になり、奉仕の精神を失っていくのだろう。

とりあえず、いまはただ、自分はこつこつと相場を積み上げていくだけなので、結果がともない、そうしたミーハー的(失礼)浮動票が集まってきたとしても、喜びも感謝も怒りも、まあ、なにも感じないだろうな、と思う。というか、人間不信になりそうにも思うので、意図的にでも感じたくはないような心でありたい、と思う。

とにかく、わかりやすい結果を出してみたいものだ。

そのとき、どのようになるかを見てみたい。
人間不信にならぬよう、自分の心を守っておきながら、その結果の先にある現実を見てみたい。人間の総意として動きを見たい。単なる興味本位だけだけど。

まあ、我ながらなんだかいまから大勝ちしていくかのような物言いで、
まったく、捕らぬ狸の皮算用というか。

ひさびさに書いたブログは、やはりちょっとやさぐれ感がある。