新たな予測

相場観通りにトレードができず、負けに負けた一週間だった。
決済記録や相場展開の記録は当分控える。

記録するのがおっくうになるほど真っ赤かだからだ。
だから、いつか、整理して掲載しようと思う。

その整理のタイミングは、ふたたびの復活ができたときだ。
それがなければ、整理する日はもう来ない。

もはや現実逃避であるが、今回の負けはもう忘れることとした。

相場は負けからしか学べない、というが、今回は相場展開からは学ばない。
あまりに一方的な相場で、どのようなことも起こりうる、というその一例を体験したにすぎないからだ。
今回学んだことは、やはり相場は何が起こるのかわからない、ということと、同じ間違いは二度としない、ということだけだ。

反転が怖くて、早めにポジションを軽めにしておく。
反転を信じて、ポジションをホールドする。

この思惑をとにかく排除したトレードを心がける。

さらに、損小利大は考慮しない。
ターゲットのみを考慮し、どれだけポジションが膨らもうが、ターゲットだけを見定める。ポジションを積み続ける。

その決意を踏まえ、あらたに予測する。

豪ドルは、結果、75円割れ、パリティ割れを示現した。予想通りである。

ただ、後半、豪ドルはロングし続けてしまったが……。

豪ドルは本当に敏感通貨である。パリティ割れからの一気の下落。その速度は、個人的には殺人通貨と言われるポンド以上だと思う。

パリティは割れると思ったが、こんな速度で突き進むほどに、ドルは強くない。

ドルは屑である。

よって、豪ドルはそろそろ底を打つと見る。

こんなヒステリックなドル高相場は終わる。

ドル安相場がふたたび開始される。

根拠はダウである。

ダウは、がんがん下げて、一見、ひどい相場付きのように見える。
1.0700のブレイクラインをも割り込み、一気に加速したように見えて。
1.0500アラウンドがサポートとなり、
なんだかんだ、最後の1.401というサポートに近づくことを拒んで守り続けている。100ドルも上で。
これは、逆向かうタイミングを1.0401を背中にみているから、100ドルも上から逆向かっていると見る。
この勢力がひとつの動きとなってくると、ダウは反転する。

しかも、月足が、前月の安値(つまり年初来安値)を下に、仮想のトレンドラインが描け、それもまた守っている。
もうじき、9月も終える。
今月中に今月の安値をふたたび更新しない限り、ダウは反騰する。

つまり、以前の予測は撤回する。

ダウが年初来安値を更新する。

というものだ。

つまり、この予想の撤回は、万が一、ダウが年初来安値を更新したら、すでに予想が無効になっているため、上記の予測含め、すべて予測ははずれ、ということとなる。

このサポートを割ればこう、このレジスタンスを越えればこう、というのを、ときに、インチキアナリストがよく使う手だが、それは予測ではなく無責任な分析である。個人的なトレード指針とすべきだけのラインのようにも見える。

なので、私はあえて予測する。

昨日、今日の直近の安値。これを今月中に割ることはない。

つまり、ダウは反騰する。

私の相場観が正しければ、現在、調子に乗ってショートをかましまくっている連中は、いまがショートカバーのラストチャンスであり。今後の戻りで売りをかけようとする勢力はみな押し上げられるということとなる。

ダウが、年初来高値を更新するかはわからない。そうなると、年度後半は、高値も超えず安値も切らない、レンジ相場になるかもしれない。この先までは現在は判断がつかない。

今度は、絶対越えないといっていた1.1700をまずはターゲットとして目指すと見る。
ここを抜ければ、年初来高値を伺いに行くかも知れないが、現在はわからない。

世界の状況は最悪の印象である。誰も彼もがグリードで嘘つき。

しかし、こうした歪んだ世界であれば、景気が回復しようがしまいが、再びダウは年初来高値を更新するかもしれない。
もしもそうなれば、景気にはまったく回復感がないのに、狂ったアナリストは、またも、指標の数字や、どうでもいい、政治的ななにかの決定を持って、景気回復期待や回復基調などと、後付けで、現実から乖離したたわごとをほざくのだろう。

いまになって思い出す。一時は絶対に越えないと宣言した11700。

それが、おばかダッシュのすえにオーバーして数pips上にやぶられた。

この痕跡に私は最後の望みを託す。

ダマシとなって落とされたが、痕跡だけはつけた。手負いの虎と化したグリードが調子に乗り、越えてはならないラインを一度越えた。

このわずか数pips、相場のスイングからすれば、0.0001%もない変動率に私は賭ける。

よって、豪ドルをこれからトレードしないと誓っていたが、今後全力ロング、メインで勝負する。

スワップ狙いなどではない。無論、上昇時にはスワップが付与されるので安心感はあるが。

今の段階では、推測なので軽々に書くことはできないが、
豪ドルの秘密(?)というのが、ぼんやりとながら、見えてきた。

うまくワークスすれば、一度、まとめてみたいと思うが、
ヒントをあえて書いておくと、
豪ドルは、サポートやレジスタンスはほぼ意味を持たない、ということである。

サポートやレジスタンスがないということは、ターゲットのつけようがない。ようは上がり続ける限りついていく、というだけである。

とにかく、今後の戦略は、豪ドルロングである。
最初は半信半疑でじりじりとした上昇かもしれない。
しかし、ある一定のラインを抜けた瞬間、上昇は加速する。
明確な加速のシグナルは、79円を明確に超えたとき。
これは必ず越える、と信じている。

結論;
ダウは年初来安値を更新しない。むしろ、これから反騰する。とりあえずのターゲットは1.1700。ここに届く、もしくは寸前のレートで、もみ合いから、1.1700を越えられない状況が長期化するようならば、ふたたび下落を開始すると見るが、中期的にはダウも目指す先は上。つまり、クロス円の目指す先も円安となる。