9/12確定pipsと現在の保有ポジション

9/12決済確定pips(0:00〜23:59)
AUD/USD +285pips
EUR/JPY +459pips
AUD/JPY +632pips
EUR/USD +882pips

合計 +2258pips

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ポジション


EUR/USD S3 1.3669 TG1.3565, 1.3500 LC1.3740

GBP/USD L 1 1.6358 TG1.836前後 LC設定なし
GBP/USD S 1 1.6052(ヘッジポジション) LC 1.5910(ロスカットレートをさらに引き下げ。ヘッジ脱出でも、140pipsほどの差益が見込める)

EUR/JPY S1 105.36 TG 103割れ LC 105.90

AUD/JPY S1 80.09 TG77割れ LC 80.55

EUR/GBP S5 0.8604 TG 0.8500,0.8470 LC 0.8549

AUD/USD S1 1.0372 TG 1.000 LC 1.0410

各ポジション下抜けの場合はホールドする。

昨日のポジションと代わり映えないような感じだが、これは決済でポジションが減ったというよりは、決済をほぼ一巡させた後に、あらたに戻りで構築したポジションも多数含まれる。

昨夜は何度も戻りで売って、すぐ買い戻しという繰り返しだったが、何度やっても、下を割らずに、上がってばかりくる。

レンジ相場と言ってしまえばそれまでだが、それとも少し違う。

いずれにしても、こう何度も何度も戻りで売りがかけられるというのは、ちょっと嫌な兆候で、このポジションたちは踏みあげられて狩られていく可能性がちょっとある。まあそんな予断は禁物ではある。狩られていくと思うなら、ドテンして買いに入ればいいのだ。しかし、それはしない。届いたときが届いたときで、現在のポジションから先の状況は1分さきとてわからない。こういうのは予測しても意味がない。とりあえず、いまはショートする。それだけの話だ。

ここが一気に狩らるとすれば、東京タイムではないだろう。逆バリストのお遊戯タイムで、この時間帯は高値を追う勇気がなくて、レンジプレーに終始するだろうから、とりあえずは延命されると見る。

しかし、ロンドンタイムではそうもいかないだろう。
グローベックスの動き次第とはなるが、昨夜終盤の火柱はなんだか、その時間にこそパスします、的な思わせぶりなところがある。

その無言のメッセージがあったとしても、東京タイムはそれにはまったく気づかないだろう。

というわけで、本日、危機感を覚える時間はロンドンタイムである。

唯一の希望的展開は、レンジプレーをしながらも高値は抜けず、ただし高値圏に滞空しながらロンドン時間パス、というシナリオだ。もちろん、高値をさらに更新でぐんぐん上げるという流れも想定しうるが、また逆に、その戯れのお遊戯会を粉砕する、下落の狩りがはじまる可能性も高い。

いずれにしても、今回のポジションは安心して持てているとは言い難い。超短期的なトレンドには逆向かっているように思えてしまうところが、やはりあるからだ。
ただ、超短期トレンドと想定するだけあって、それがいつぷつりと勢いを閉ざすかはわからぬゆえ、ロングに入ることなど、リスキーな行為のようにも思えてしまう。

とにかく、いまは、現ポジションをホールドしていくのみである。

昨夜のダウは、月曜早々からのグローベックス(ダウ先物)10900を割り込みの事実から、そのままフリーフォールかと思いきや、月曜日のオセアニア超順張リストの金曜からの強いオーバーシュート気味で窓開けからはじまった相場は、突き進みすぎての当日の最安値となってしまいがちで、結果、NY時間さえもそこに届かず、という展開が非常に多い。
しかして、昨日月曜日も同様で、届き切れず。

オセアニアンは毎回やりすぎなほどのタカ派順バリストなのがちょっと困ったもんだが、ただ、東京時間のハト派全開レンジっ子相場よりは面白いく、その意気は買う。

昨日は予想通り、窓開けの下落に驚いた東京タイムが、普段の逆張りを封印し、守りの順張りを継続させてしまった。こうなると、ロンドン時間は荒れがちとなる。

つまり、下落相場でもロンドン時間からアジアのハンティングタイムがはじまり、踏み上げをかけてくるのだ。

で、実際にそのようになった。相場は別に今日にはじまったことでもない材料を強引に好感し、グローベックスの後押しとともに上昇をかけ、東京時間から順張ってきたポジションをあらかた狩った後、ダウの窓も埋める勢いの後、反落した。

そこまでの戻しがあると、今度は日通し安値が遠くなってしまうのは明らかで、切り返したところで、ダウ現物株も、グローベックスがつけた日通しの安値には突き進みきれず、底の堅さに嫌気がさしたように、最後は吹き上げて本日につないでしまった。

そうなると、当然、ドルストレートや、クロス円なども昨日は下値アタックは行えず、結果的に反発。

結果的には、やはり10700アッパーがかなり強い壁のようだった。

ここを割り込むと、見ようによってはダブルトップにもトリプルトップにも見えるネックラインを破ると言うことに等しく、ここを発射点とすれば、ダウは年初来安値を軽々とぶちやぶり、フリーフォールどころかナイヤガラ状態と化す。

月曜早々からその状況に陥れば、週足は陰線で突っ走ることは明らかで、ブラックマンデー、とまでは言わないが、ちょっとしたブラックウィークが月曜早々展開してしまうところだった。

アメリカならばそんな大胆きわまる順張りをかけてくるかと思ったところ、やはり月曜相場で売買に厚みがないのか、ちょっとまとまったと思われる買いが入るたびに、上に押し戻されていく感じだった。

こういう妙な買い上げは、ソブリンとか、そういう機関投資家系が行っているのだとは思うが、株価の暴落を意図的にでも絶対食い止めたい勢力がいるような様子。
ことによると、相場が一時的に反発するようなインサイダー情報を握っている勢力がいるのか。

個人投資家のレベルでは真相はわからないが、とにかく、やたら散発的に買いが入っていた。

よって、昨夜のポジションは、TGのラインに設定したレート感を、一度すべてフラットとして、ポジション整理モードに入った。

EUR/USD1.3550〜1.36あたりをゾーンとして、シーソーのように動く豪ドルとユーロで、EUR/AUDのからみを見ながら、どちらかが安値をつけるたびに、決済、また逆が押すと逆を決済と、なるべく値幅を取れるように決済した。

EUR/AUDにも妙な戻り感があったので、そこに後押しされるように、EUR/USDの方が下値が堅く、AUDがらみほど、戻りが弱い感じが、まだ多少の下落パワーを感じないでもなかったが、とにかく、いやなじり安感、しかしそこに伸びがない停滞感というものがダウにはあった。

ますます嫌な気配を感じたので、1.35のレート内にいるうちなるべくイグジットしようと急ぎ、ユーロ、豪ドルベースを順次決済、リスク回避が走るとEUR/GBPも吹き上がってしまうので、とりあえずポジションを軽くすべく、これもいくつか決済した。

結果的にポジションが重かったおかげで、薄利ような値幅でも総pipsは結構取れたとは思う。狙うつもりはまったくないながら、10pipsとか30pips、多くても50pips程度の値幅で決済ばかりしていると、スキャルピングをしているかのような気分にもなってしまったほど。

で、ある程度ポジションが軽くなったあとは、残りの軽いポジションをアンカー代わりに様子を見となったが、やはりというか、予想以上に、再度の吹き上げが終盤で突如として入り、残存のポジションが一気にアンフェイバーに変わった。ポジション整理が遅れたらどうなっていたかと思えば、危なく逃げ切った感じだ。レバレッジもかなり高めでポジショニングしているので、そんな一気なアンフェイバーは、かなりのアゲインスト状態となってしまったところだ。

その吹き上げは、おばかダッシュとは違った妙な力強さを感じられ、こちらも撤退モードだったゆえ、当然、静観しておいてもよかったが、なんだか、その露骨なやり口に腹が立ち、改めて戻りの売りをかけた。

それが、上記の結果となる。

昨夜未明の驚異的なまくり上げは、これからしばらくの戻りを予感させる気持ちの悪さを感じるものとなってしまったため、火曜の相場つきがちょっとよくわからなくなってきたところがある。

結局、また下値アタックをするのだろうが、今週序盤は戻りないしはもみ合いで、ショート筋はちょっと踏みあげられるかもしれない。

ただ、その波動が、やがて完全なるアップトレンドへと回帰していき、現在の弱気相場が転換するイメージは、やはりまったく沸かない。

現在、アップトレンドに回帰するための絶対条件は、11700ドルを明確に抜けることだが、その前には直近の高値圏11400ドルが壁として存在する。ここをまず叩かないと何もはじまらないのだが、ここをまずは粉砕し、そのまま上値を追いつつも、最終的に、11700まで到達する、という強さは現在の世界の状況から見ても、ほぼあり得ないとしか言えない。

百歩譲ってそれをも突破したとしたら、ますます相場付きは奇っ怪になるが、それにより年初来高値を再び伺いにいく準備態勢が整ったとして、今年、年初来高値を再び更新などするのだろうか。

年初来安値はアメリカ国債格下げからはじまった下落での一押しでの到達のみで、年初来高値はまたも更新に走る。

まったく想像がつかない。

どういう手を使えば、そういうミラクルが可能になるのか……私の想像力の限界を超えている。

ただ、アメリカは世界最大の嘘つきかつ悪の帝国なので、なんでもやらかすわけで、そんな警戒は頭の隅には置いておきたい。

ただし、引き続きの相場観は、変わることなく、ダウ年初来安値のブチ破りである。

リーマンショック級の大暴落が起こる、という予測はいまだ変えてはいない。

最後に、昨日獲得の総pips数。
11日の23:59までで計測しているので、12日0:00以降、上記ポジションに至る整理のラリーによって獲得したpipsと本日からまたはじまる相場成果でのpips数の合算は、明日、記録することとする。