刈られる側に……

バーナンキ議長の発言後は、ドル高でがんがん押して、一定の売り一巡から、株高からのドル安という流れを予測していながら、そのドル高→ドル安の基調が、先週金曜日から一気に切り替えされるのについていけなかった。

なので、ドル安を相場観として持ちながら、ドル高シフトでポジションが取り残され、刈られる側についてしまっている……。

FRBの会議を2日やるとか、QE3をやらないというアゲインストを、うまく先延ばしして、金融緩和期待を継続させたところが、したたかというか、そんな小手先につきあってあげる投機筋。
なんだか、すごいマッチポンプな感じがする。
これは、FRBの後に、大暴落を仕掛けているのかもしれない……。
ドル安相場がクライマックスを迎えかねない気配。

本来的な理想的なポジショニングは、現在はドル安シフトでポジションを取り、FRBのクライマックスを経てドル高シフトに切り返すというところだろうか。
それにより、円高相場もクライマックスを迎えるかも知れない。
先行指標のスイス安が不気味に続く……。

ただ、現実のポジショニングはドル高主体でショートを取ってしまっている。
このあたりで、一旦利食いのコレクションが来て欲しいところ。
その押しでいまのショートをできるだけ処分し、ドル安ロング体制に戻りたいところ。ただし、ベンの無意味(?)な先延ばしによって、ドル安相場も終わりそうな気配となってきた。

どちらも怪しいが、いずれにしても、FRBはロング主体のポジショニングを心がけていかねばならない。

チャンスはいつくるかはわからない押しのところ。ただ、一度押しがくると、それがまたずるずると続きそうなので、押しが来たときに、どこでロングを構築するかが試案のところ。

ショートがアゲインストの状態でも、適宜、ナンピン的にロングを積んでいくことにする。

すべてEUR/USDの話。

1.44代でショートを守ってしまっているところが素人丸出し。いまのユーロショート筋があらかた刈られるまで、このロングは続くとみているので、とにかく、一押し来てほしい。

いま介入など来たら、こちらが殲滅される。

円ベースでは買いのポジションを取ってしまっているため。

ただそうなると、一時的にドル高に触れるので、逃げるチャンスはあるかもしれない。

とにかく、最後の(というか、実は最後のドル安へすすむ下げ)もうひと調整を待つしかない。