骨がアメリカ、肉が東京、欧州ロンドンは栄養素

為替相場を人体にたとえると、

為替の価格を決定する要素が、あくまでも身長、であるという前提で考えた場合
身長のベースを司る骨がアメリカで、
それを覆う肉が東京、といったイメージである。

欧州ロンドンは、なにかといえば、その成長や衰弱を促す栄養素である。

俗に負け組を養分というが、それとは異なる意味の栄養分である。

こういうたとえで見れば、なぜ東京がバカみたいなすっ高値を作ったり
ド底を作るのか、というのがわかりやすい。

基本、相場の成長は、ほぼアメリカが形成していると言っても過言ではない。

上昇トレンドで言えば、どんどん身長が伸び、成長する感じである。

その成長の結果、ある青年が160cmまで身長が伸びたとして
これは骨の成長のたまものである。

もちろん、肉や栄養素も大切な要素ではあるが、
そこで東京、であるが、東京はあくまでも肉である。
骨を覆っている肉である。
これは身長を決定する要素とはならない。

もちろん、過剰な贅肉や巨大できものが頭頂部にできて
本来の身長を押し上げる、という可能性もなくはないが
肉によって身長を引き上げる、というのはきわめて稀なケースであろう。

アメリカが高値を更新し、東京がさらにその高値を追っている場合、

アメリカで160cmまで身長が伸びた少年が、東京で165cmに身長が伸びたわけではない。

身長160cmで体重50kgの青年の体重が、80kgに増えたようなものである。

東京の上伸は、身長ではなく、あくまでも体重レベルである。

がゆえに、東京の高値更新は
たいがいが幻となり、本来のレートに落ちていくことが多くなる。

身長160cmの青年が80kgの体重となった場合
これは過剰なメタボ状態であり、その青年の健康的な姿ではない。

これが東京勢のすっ高値状態である。

ここで欧州ロンドンの栄養素、というのが鍵となってくる。

東京すっ高値から下落した場合、

欧州ロンドンが、青年に絶食を強いるようなものである。

それによって体重は、50kgまで、場合によって35kgまで落ちる。

35kgmでも体重が落ちれば、それはやせすぎである。

こういうのが俗に言う、ショートのオーバーシュート状態である。

青年がまだ成長期であるなら、

欧州ロンドンのどこかのあたりで、また栄養素が注入されはじめる

それによって肉付きがまた標準的に戻っていき、

アメリカ勢により、骨の成長が促され
160cmの青年は、180cmで体重も70kgくらいの成人になる。

こういうたとえで見れば、東京勢の高値追いや安値の仕掛けがいかに本筋ではないか、
というのがわかろうというものである。

これをドル円の上昇のたとえで言えば

ドル円の上昇の骨子はアメリカが形成している。

そこに東京の肉付けが、メタボになったり拒食症になったりしながら

過剰なダイエットやリバウンドを繰り返している。

その過剰な上下動を促す栄養素となっているのが、欧州ロンドンである。

相場においてのトレンドは、骨によって形成されている。

骨が衰弱するとき、それは人間でいえば、
老齢化し、身長が縮んでいくようなものである。

老齢化の先にあるものは、言うまでもなく、死であり。

これがトレンドの完全な終焉を意味している。

人間は成長期であっても、栄養不足が進みた場合、本来はまだ未来ある青年でも
栄養失調になり、衰弱死する。

こういうこともトレンドには起こるが
これは緊急事態により相場が急変したような場合は
こういうこともあり得る。

いずれにしても、下落トレンドというのは、上昇トレンドを人間の成長にたとえた場合
その人間の死を意味する。

下落トレンドはこうした状況にあるが

その下落過程にあっても、過剰に食事を摂取し、
メタボな老人というのもまれにいる。

結局、その先に死しか待っていなくとも
例えば認知症のようになってしまい、
現状認識できず、過剰な飲食を繰り返してしまう暴走老人がいたとする。

このような状態が、
言ってみれば下落トレンド時においても買い上げてくる東京勢、
のようなものであろうと思っている。

ではここ最近の短期的なドル円の状況はどのようなものか。

ひとついえるのは、
まだ衰退期には入ったことは確認されていない、ということである。

まず最初に知るべきことは、肉や栄養素で骨を縮めることはできないように、
東京や欧州にはトレンド転換はほぼ起こせない、
ということである。

では、東京のど天井、ド底、そこからトレンドが転換した場合
それはどう説明できるか、となると

東京勢が天底を作ることは非常に多い
しかし、そこからトレンド転換まで促せることはほぼない。

トレンド転換を完全に促すのは
それをド天井と確定させるまでに下落を加速させていく
栄養素や骨である欧米である。

がゆえに、東京勢の天底は、欧米を経るまでは天底であったかはわからない。

大きな押しや戻りを経て、
東京勢の天底を再び越えてくることも非常に多い。

現在、ドル円が104.6あたりの直近高値を抜いたとしたら

欧州ロンドンが必死に栄養を与えないようにして
肉を削ぎ殺そうとしたものの
結局、骨は伸び、成長してしまった、ということとなろう。

とにかく、東京勢が天井をつけた、というのがわかるのは
後になっての話である。

欧米勢が下落トレンドを完成させない限り
東京勢の天底は、暫定的な戻り高値、押し安値、にすぎない。

現在のドル円戻り相場における暫定的な天井は、
東京がつけた104.6アッパーあたり

これが天井であったかどうかは、現時点ではわからない。

現状、ドル円の下落トレンド突入は確認できておらず
それが確認できるのは102.60−80あたりのゾーンを
ドル円が明確に下回ることである。

それがいまだ果たされていないいまは
ドル円はいまだ上昇トレンド、もしくは上昇トレンド途中の小休止
という判断以外は下せない。

現在、ドル円については積極的にトレードできる局面ではない。

現在のドル円を人体にたとえるとすれば
見た目が中性的で男子か女子がかわからない中高生みたいな感じである。

成長期で骨がぐんぐん伸びていったが、
104越えのところで頭打ちになった中学3年生、みたいな感じである。

ここで成長期にありがちな、肥満気味になったり過剰ダイエットをしたりしながら
体重が上下動している感じである。

これが女子の場合、
中高生の成長過程の身長でそのまま身長が止まることもままあるが
そんな感じのまま、現在の身長のままでピークを迎え年をとっていくが、
この中高生がもしも男子だった場合は
まだまだ身長が伸びる可能性の方が郄い。

女子か男子か。
それがやがてはっきりするであろう、
というのが現在のドル円である。

裏切りのゾンビたちは焼き尽くされるか

本日は、午後6時あたりから、ドル買い方向でポジションを取った。

ドル円ロングと、ユーロドルのショートである。

本日欧州ロンドン勢は、ユーロドルの買い戻し方向で進んできた。

まあ、こいつらの買いは、東京時間の段階で予想はできた。

理由は、東京勢が戻り売りをしてきたからである。

1.0880アッパーを背中にショート。
まあわからなくはない。

現状、ユーロドルは下落トレンドにあるため、
どこかで戻り売りを仕掛けるのは、順張りとしてはセオリーに近いだろう。

しかし、時間が悪すぎた。
言うまでもない…そこは東京時間である。

1.088アッパーからの戻り売り。

その根拠としている戻り高値とやらには、
東京勢以外には、さしたる根拠は見いだせない。

さらに売りをかけておきながら、

これまた東京必殺のレンジディールにより

先週末の米勢の安値1.086アンダーは割らずのショートカバー。

こんなとんちきなことをしていれば

むしろ、ここをバックにロングすれば、我々の損切り切れますよ♪ 状態。

いや、むしろ、切ってくれと言わんばかりのトレーディングである。

東京勢、いつもの裏切りの逆張りロングにより
じりじりと結局反転上昇するユーロドルは

欧州序盤までは東京の戻り高値を尊重するふりをし(これも非常によくあるパターン)
ロンドンアニマルも一旦は売って見せ、
東京午後からの裏切りのユーロドルの買い方を振り落としながら
そこから一気に、再度ロングで

ユーロドルは高値更新、である。

毎度毎度、いつも同じような調子である。

しかし、この上昇から、こちらはユーロドルを売ることにした。

ロンドンアニマルはユーロドルの買いを進める。

ドイツとフランスの製造業PMIとやらが予想上振れの好結果となったようで、
その数値がいついつ以来の高水準とかなんとか

ユーロ買いを助長するような速報を流す。

とはいえ、このまま上昇、となどは個人的には思えなかった。

まず、いまユーロドルが戻りを試している、とはいっても。

本当に重要だと思えるような戻り高値は
先週末の欧州時間につけた、1.0904あたりである。

さらにロンドンアニマルの今夜の買いの仕掛けは

まあ経済指標の上振れ、というのもあろうかもしれないにしても

こいつらは、端からそんなものを前提にトレーディングなどしていない。

こいつらの売り買いの最大の動機は、まずは東京が刈れるかどうか、である。

本日のユーロドルのロング方向に、東京勢のロスカットが大量にあった。

だから買った、というだけであると思う。

もしも売り方向が狙いで、今夜のように経済指標上振れとなった場合は

予想は上ぶれたものの、材料視されなかった…

とかなんとか、
指標通りに動けば指標結果がどうこう
指標通りに動かなければ反応は限定的(便利な言葉だ…「限定的」)
など、どちらにも転べるアナライズを、アナライザーがほざく事態になり
そのままユーロドルは売られていくことになったであろう。

本当に現象説明だけするアナライザーは楽ちんですね…。

それはともかく、こちらが狙っていたのは、
ロンドンアニマルが東京勢のユーロドル売りを刈ったあとである。

その後、どこまで戻すかだったが、
ユーロドルは、1.0904どころか、1.0900すらなかなか越えられなそうな雰囲気、

ということで、1.0892あたりでショートを入れた。

一時、1.09に迫るあたりまで継続的に買い戻され、一時は焦ったが

やはり継続的な買い戻し、という流れこそ
継続的がゆえに、仕掛けのユーロドル買いとしか見えず、そのままホールドとした。

本当にトレンドに沿った動きの場合、

それを信じられないカウンタートレーダーがいたりして逆張りの圧力もかかるため

実はトレンドがあるときほど
断続的には進まず、ある程度の押し戻しを繰り返しながら
そのあるべき方向へと進んでいく。

これは感覚的なものなので、口ではうまく説明できないが

ユーロドルは16時以降はもちろん
19:30以降も
どこまでも“断続的”な、買いが続けられていた。

こういうときの上昇ほどあてにならないものはなく、

ホールドを続けていたら、1.09手前でようやく下落を開始した。

その下落は、さきほどとは逆で一方的な下落ではない。

5分足レベルで見ると、これは説明がしやすいが、
1.09手前からある程度落ちてきたところで、1.089割れのところで
やや大きめの反発
ふたたび直近の1.09のきわくらいまで戻りを試しながら、
結局、直近高値に届かせられず、再度下落で
はじめの安値1.088あたりよりもさらに安値を更新し、下落を継続で
超短期下落トレンドの完成、しかし、また反発、しかしまた下落。

トレンド相場というのは、
いつもこのようにそのトレンドに抗おうとするカウンタートレーダーと
トレンドフォローの戦いがじりじり繰り返され、
カウンタートレーダーが敗れるたびに、
トレンド圧力に彼らの損切り圧力が二重に加わり、
トレンドがどんどん増幅していくのである。

それ対して断続的に一方向でのみ続く相場は、
それがトレンドに逆行していれば、なおさら、その推進力にいかがわしさが漂う。
つまり、その推進力は単独もしくは少数の無理な仕掛け的流れに過ぎず、
だから、なおさらのことそれはダマシとなることが多い。

そこにはトレンドフォローワーやカウンタートレーダーの争いなどなく
そもそも少数が作ったねつ造の痕しかない。

少数、しかしながらこいつらはそこそこ大口のポジションが動かせるクズで
こいつらが意図的にレートを動かすことで。
か弱い東京から富を貪っているだけである。

もちろん、世界最大のマーケットと言われる為替市場で
自由自在に値段を動かすことはできないだろうが、
限られた時間内限定であれば
提灯トレーダーを引き寄せるチャートパターンを作ったり、
東京を刈る程度の幅は動かせるだろう。

本日のユーロドルの戻しは、まさにそれに当てはまるような動きで

完全に東京勢を刈るがためだけに、
チーム・ロンドンとでも言える一部の鬼畜勢の
東京を刈るところまで限定の協定、といった具合のあうんの呼吸で
オールロングで進んでチャートパターンを作り
それに提灯ロングも加わったりして、
こいつらの思惑通りにレートが動かせた、と、こちらは見ている。

無論、1.08を越えたあたりから、
チーム・ロンドンは、解散で、提灯トレーダーどもも行き場を失う。

ここからは各自が各自の相場観での攻防に戻る。

そもそも皆が皆、裏切りものでクズ、鬼畜の集まりなので
仲間割れもすぐである。

ここからはどちらが勝つかはわからない話となってくるが

こちらとしては、やはり現在のトレンド方向に賭けるのがセオリーになるため、
ユーロ売りが勝つ、という方向に賭けたわけである。

これは先週の裏切りの東京、においても当てはまる形である。

本日、東京時間にユーロドルを売ってきた者たちは
私から見れば、まともなトレンドフォローワーたちであった、と思う。

しかし、東京時間にトレンドフォローなどしてはならない。

裏切りのネズミ男たちが現れるからである。

本日も、そのネズミ男らが、最初に戻りの発火点をチューチューと作り、

それを利用するロンドンアニマルどもの共作によって

東京勢のユーロドル売りは、損切りされるレベルのレートまでやられた。

もちろん、安値、1.086から1.09弱までは、40pipsほどなので
このくらいのアゲインストで損切りしない、という人たちは
いまだポジションホールド状態ではあろうが

含み損を抱えさせられたかなり不快な
状況であろうと思う。

ただ、その後、ユーロドルの下落が再開し、下落トレンドが継続の場合、

今度は、裏切りの東京ユーロドルの逆張りロング勢が
次々と焼き討ちに遭い、
最終的には全滅の焼け野原にされてしまうだろう。

ユーロドルの話が長くなったが、本日自分はドル円のロングも取っている。
そちら話もしてみたい。

ドル円については、先週金曜の裏切りのドル円売りから先の落とし前がまだついてはいない。

週末、たしかにNY勢は買い上がりに転換してきたが、
104円タッチあたりでその勢いは終わってしまった。

その後は103.8あたりで押して週末をクローズした。

104円タッチ、さらに最後に押しても、NYの安値は更新しない
というのが本日のポイントである。

まず、ドル円が下落や上昇する際、
104.00や105.00など、俗に言うキリ番で、それを終えることはまずない。

先週末に104円を再トライするのなら、
本日も再トライする可能性は高い、と個人的には思っていた。

ただ、この見立てだけではエネルギーは足りているとは言えず、

東京勢の動きが大事になってくる。

本日の東京勢は、予想通り、上も下も狙わない中途半端な状態に終始した。

予想通り、というのは、

まず104円超えは、前週のアメリカ様の高値につき、越えられないので上はダメ

下も下で103.80あたりはアメリカ様のクローズあたりの押し安値となり
ここもなんだか、売れしぇん…

といった具合で、東京序盤は、103.83あたりまで押してから買うという
しかし、上は、103.98あたりまで、
という、見事なまでのいつもの奴隷レンジをかましてきた。

そこからずるずると落ちたドル円は、

ロンドンアニマルのユーロドルの買い仕掛けの反動となるドル売りによって

東京安値の103.9あたりはあっさり決壊し、103.72あたりまでずどんである。
これは、本日の東京勢のドル円ロングのロスカットではなかったか、と思う。

本日のロンドンアニマルによってまた東京勢は切られた。

本日は、ドル円の中途半端なロング組、ユーロドルのがんばったショート組である。

で、ロンドンアニマルがそこからどこまで下を追うかと言えば

さすが鬼畜のクズどもである。

この103.72あたりまでの東京ロスカット誘発が底であった。

米勢がつけた前週安値103.52にはとうてい届かないところでの切り返しである。

これをもってしても、本日のロンドンアニマルのドル円ショートは
東京勢を刈る意味以外に理由はなく、
こいつらすらも、ドル円の方向を実は上にみている可能性が高くなると思った。

こちらのドル円ロングは、
このロンドンアニマルが103.72から切り返した後に作られた
5分足ベースでの小さなレンジを、再度上抜いたあたり
103.88あたりから取った。

さらに追加で、戻りから何度も上で跳ね返された、103.96あたりのレートが
20:30頃抜け、そこから下押しし
それが終了したあたりの21:30あたりからの押し目
103.93あたりでもロングを追加した。

先週、このブログで
104円アンダーからショートしてきた、裏切りの東京勢は
その後次々と上に刈られ、
最後の仕上げは104.2アッパーを逆指値に置く最初の裏切りの売り豚勢
というようなことを書いたと思うが、

裏切りの東京ゾンビが全滅の焼き討ちにあうのは
何も当日限定とは限らない、

数日かけて、これら逆張りゾンビの豚どもが焼き豚にされる
ということもままある。

先週は週末で経済指標の発表もなかったため

裏切りのショートたちが大量に残存し
さらにロンドンアニマルさえもそれを助長する
といったショートに勢いがある相場のなかで

週末の米勢のみでそれらを焼き尽くす、というのは難しかったろうと思う。

しかし、そんな状況であっても米勢は
103.5から104円までも戻しをかけてこられる力あるクズどもである。

本日においては、週初に入りまた勢いが増しそうなことと
ロンドンアニマルも、103.72あたりからロングに転向してきた気配もあるため、

順次、ドル円のショートをかける勢力は、
金曜の裏切りの東京ゾンビ以外は、徐々にその数を減らしてきている。

最後の最後、ドル円の売り方が東京ゾンビだけになったとき

彼らは一気に焼き尽くされるだろう

そうなれば、104.2は一気に跳ねて、
104.6アッパーさえも破る可能性が高くなる。

ただ、104.6アッパーをそのまま越えるかどうかは微妙な流れではある。

104.6アッパーも東京勢がつけた高値だが

ここは戻り高値のすっ高値で、
NYの高値にはしゃいだニワトリトレードのはしゃぎバカのレートである。

ここでショートをしてきた勢力は
裏切りの東京ゾンビだけでなく、
はしゃぐニワトリ東京に制裁を与えるべき、欧米勢のグリードも混じっていよう。

その意味で、104.20アッパーより、104.60アッパーの方が
腰の据わったドル円のショートの壁と言える。

しかし、ここさえ決壊されたとしたら、それはそれで強固な壁が打ち破られたがゆえに

ドル円はより強固な上昇を再開する可能性も大いに高くなってくるだろう。

そうばれば、ドル円の105円越えも、ついに視野に入ってくる。

もし105円を超えたとすれば、より強固に上目線でドル円を見なければならなくなるが
ひとつ注意は、ドル円が105円とかを高値として終えた場合
それにはしゃいで、東京背が105.5円とか、米勢高値を更新したときである。

そんな高値には決してついて行くべきではない。
裏切りの東京ゾンビはもちろん、
ニワトリ東京を焼き鳥にしたい欧米勢がそうなった日はうじゃうじゃ現れそうだからである。

まあ105円を超える越えないはともかく、

週初そうそうから、こちらは再び、ドルロング方向でポジションである。

ちなみにドル買い方向、という見立ての中では
煽られて上がったとしか思えない、豪ドルドルについても
ポジションを売り増しした。

ひさびさにポジションが同時に3通貨ペアになってしまったため
ちょっと、管理が面倒ではある。


□ポジション

AUD/USD S 0.77181 S 0.76313
EUR/USD S 1.08933
USD/JPY L 103.885 L103.937

ほとんどを利食い

なんだか米製造業のPMIが発表されたことをきっかけに
ドル円が上に跳ねたため、現在ポジションのほとんどを利食いした。

特段強い内容とも思えないが
株も債権利回りもほんのり上昇気味という流れにあって、
すべてはドル買いの口実に使われたのだろう。

ドル円のレートは、予想通り、
週末金曜の104.2を背中にした逆張り
という根拠以外には、トレード意図が見いだせないなか逆張りし、
さらに鳥取地震さえも、自身の逆張り加速の根拠とした
安易な東京逆張りクズショート勢を
米勢がいつものごとく殲滅した。

104.20を抜けば、もっとレートが走るかと思ったが
この値段に至るまでに、すでに次々逆張りドルショート勢が刈られていたのか
104.20を越えた後もいまいち上昇が緩慢なため
103.88〜94あたりで保有していた、ドル円ロングは、
とりあえず、104.25あたりでほとんどを利食い
残り少しだけをホールドしておく。

ドル円の上昇が緩慢となれば、
その他ドルストレートもホールドし続けるのはなんだか嫌なので

1.0893あたりでのショートのユーロドルも、ほとんどを、1.088割れあたりで利食い

豪ドルドルも0.7718で保有のショートのみ一部残し
本日、0.763あたりで作ったショートは、0.761割れあたりで利食いした。

週末と違い、本日は案外早く決着がつき、
さらに値幅もあった。

ドル円についていえば、
それもこれも、週末金曜にドル円ショートを行った東京逆張りネズミ男達の
損切りの力もあってのことだろう。

本日もまた、今度はユーロドルにについてだが、
ここに今度は買いを仕掛けてきた裏切りの東京ネズミ男どもがいたが、

こうした裏切り者にロンドン勢はあえて加勢することで
東京勢のトレンドフォローワーが損切りされるのである。

いわば、裏切り者の逆張り東京勢は悪魔に魂を売った者
ロンドンアニマルは、その魂を買う悪魔そのもの、という感じか。

ユーロドルについても、本日もしくは明日以降に安値を再更新した場合、

これら悪魔に魂を売った、裏切りの逆張りネズミ男どもは、またも焼き尽くされよう。

これが悪魔に魂を売ったクズどもの末路である。
悪魔に魂を売ることで小さな願いは叶うが、その見返りとして、後にもっと大きな災いを食らうのである。

今朝方ユーロドルを売ろうとしていたトレンドフォローワーが
場合によっては本日損切りされてしまっていたとすれば
そのときに、勝利の美酒(要は利食い)を、味わうことはできない。
そう思うと、東京時間にトレンドフォローする人々が本当に不憫でならない。

もし、本日もしくは明日以降、
ユーロドルがさらに安値を更新したとしたら

本日の東京時間にユーロドルをショートしていたすべての人たちに
だから東京のトレンドフォローはダメだといったでしょ!
もう二度と東京ではトレンドフォローなどしてはダメです!
と力を込めて演説をしたいほどである。

そんなことばかりが起こるから東京時間には、
どんどんトレンドフォローワーが消えていくし、最悪の場合、そのトレンドフォローワーもトレンド狙いに恐怖を感じはじめ、
いつしかレンジトレーダーというゾンビに変貌してしまう。
この時間が、ますますトレンドが発生しにくい時間帯となっていくのである。

東京時間で勝つには、
いかに逆張りをうまくやるか、
さらにそれが刈られるまでに、いかにうまく逃げるか。

これが最も重要になると思う。

とにかく大きな値幅を狙わない。
10pipsでも1pipsでも利益を狙いに行く貪欲さが必要となる。

ともかく、ちょこまかと動く、ネズミのような気持ちが大事である。

自分自身、東京市場でトレードするときは、そんな気持ちでしかトレードしない。

そう、ネズミ男のような裏切りと、
フットワークがなければ東京市場でトレードしてはならない。
特に、浅い損切りで戦ったりした場合、
トレンド方向だろうがレンジ方向だろうが
素早さなく東京市場とかかわっていたら、ほぼ必ず負けられる。

無論、深い損切りを置くなら、話は別である。
その場合は、東京市場で勝負になる。
というか、深い損切りの数日レベルのスイングであれば、
東京、欧州、米国、どこでポジションをもっても基本、同じようなものなので、
深い損切り東京市場で勝つ秘訣、ということには決してならない。

東京勢は裏切り者のネズミ男でクズの集まりである

しかし、欧米勢はネズミではない、というだけで、
同じ裏切り者であるとともに、より鬼畜なクズ連中である。

為替相場にクズでない人間などひとりもいない。

どれだけ気取った顔をしてても、知的な分析をしてみせても
為替に関わる人間は、専門家、機関投資家、団体、個人かわらず
全員、クズである。

為替相場には投機の意味あっても、投資の意味は一ミリもないと思っている。

通貨間の相対取引で通貨を買ったり売ったりするという行為のどこに
投資的な意味があるというのか。

スワップ狙いの長期保有としても、
金利通貨の価値は、時を経るごとに減価していくものであるから
スワップは日々得られたとしても、それ以上に価格が下落し為替差損が、スワップの収益以上のものとなる。
そんな通貨で長期的に金利により収益を上げようとすれば、

現状、利下げサイクルにあるような状況にあり、
日々安値を更新する壊滅的な通貨を
いちかばちかロングし、それが大底となり
結果として、利上げサイクルの初動を取れれば
金利通貨の保有も意味も出るかもしれないが

そんな初動に飛び乗ること自体が、まさに落下するナイフを握るのと同然で、一か八かのギャンブルのようなものであり
ある程度の見立てが立てられるような通貨であれば
効率的市場仮説ではないが、すでにその通貨は安くも何ともない。

リーマンショックの前ごろまで、
円安かつ高金利通貨が多く、クロス円ロングで為替差益もスワップも得られる、というようなおいしい時期があったが、
これらは、様々なレアケースが重なって実現した、奇跡のような時期であり、
通常の為替理解においては、きわめて異例な、もう二度と起こり得ないような話である。
実際、その当時のうはうはも、最後には大きな損失として、個人投資家に襲いかかったことは、言うまでもない。

要するに個人的には、
スワップ狙いとてなんら堅い勝負であるとは思っていない。

もしスワップ狙いで為替相場で勝っている人がいるとしたら
その方々は運がよいだけである、と思っている。

過去にそれで儲けた人がいたとしたら、それは本当にラッキーなタイミングで勝ち逃げてきただけで、
同様の行動を今も続けていたとしたら、長くても一年とか数年レベルの通貨高に乗り、そこで利食いし逃げるとすれば話は別だが、それ以上の年月で長期保有していたとすれば、理論的に考えても、いつか必ず破綻する。
理論的には、最後には為替差損がスワップ差益を上回るはずだからである。

かつては豪ドル、いまはトルコリラでのスワップ狙いが、各所でチラチラ煽られているようだが、とても危険なギャンブルであると思っている。

スワップ狙いはデイトレどころか、スイングもしくは数年来のポジショニングなため、じっくり稼ぎ、逃げるタイミングもいつでも取れるように様にも思えるが、

緩やかな下落が進みはじめたとき、利益がどんどん減っていくなか、再度の上昇を祈らず、すぱっと勝ち逃げできるか、
となると、これは短期トレードよりもはるかに難しい意志が必要であるように思う。

要するに為替差益狙いの短期トレーダーより、スワップの長期トレーダーの方が
よっぽど稼ぐのが難しいと、個人的には思っている。

その意味で、もしスワップで稼げている人がいるとすれば、
その人は世界最高の敏腕トレーダーであるか、単なる運のよい人、
のどちらかである。

なんだかとりとめのない感じとなってしまったが

本日はなんとか勝てたが、

今後も、クズが蠢く為替相場で騙されたり、はめられたりせぬよう
気をつけていきたい。


□ポジション

AUD/USD S 0.77181
EUR/USD S 1.08933
USD/JPY L 103.885