わかっていたのに、やられる…。ならば、再びポンドロング!

昨日は自分のなかでの、ポンド買いという、やや大きな賭けが見事にはずれ
大きく負けてしまった。

まだまだ上昇しそうにないポンドを横目に
本日は、ドル円メインで相場を眺め、ロングした。

ドルはやはり下が固く、どうあっても103円さえ切りそうもない地合いで、
ここのところの膠着から、
ドル円ショートの逆張り勢のボリュームも増してきたはずで
そろそろ上へ担ぎ上げるビルトアップも終わりそうな勢いで
本日あたり、ふたたび104円を超えそうな勢いに思えたからである。

昨夜はポンド円の売りから円買いがされて、ドル円も下落したが
それはポンド下落の勢いと、株安にやられただけで、
やはりまだまだドル円の堅調っぷりは終わりそうにない。

ということで、103ミドルあたりから押し目買いをしたが、

103.9アッパーで利食いした。

本日あたり、104を越えそう越えそう、という予感がするなか
米時間になっても、いつまでたっても104円を超えないことから
しびれを切らし、利食いしてしまった。

そして、ここから何を思ったか逆張りドル円
104円を背にして、ショートしてしまった。

結局、0時前にいきなりドル円は突然吹き上がり、
104円をあっさり抜けての、ロスカット

わかっていた(?)のに、やられてしまった…。

104円を抜けてからのドル円は、一気の上昇で
もはやロングで入れるタイミングなど取れず、
ドル円は104円を抜けてからは一本調子の上昇に上昇を続け

ついには、こちらが最後の砦としていた
104.3をも抜き去ってしまった。

これにて、現在のドル円のアップトレンドはより強固なものとなってしまい
テクニカル的な要因からは
107円くらいまでは、下がる根拠が失われてしまい、

ドル円ショートの目線は、しばらく封印することにした。

我が同士達(?)とも言える、
ドル円のショート筋は、のきなみチェックメイト状態とされてしまったのが
本日の相場ではないだろうか。

今後、ある意味で続伸が約束されてしまったドル円の上昇を食い止めるには、
なんらかの衝撃的なファンダメンタルズ的な事態や
市場を動揺させるほど圧倒的に悪い経済指標、のようなものがないかぎり
ドル円が落ちるという期待は希薄となってしまった。

無論、本日の米時間にショートをいくら打っても無駄であると思う。

この期に及んで、テクニカル的、ファンダメンタルズ的な要因を一切無視し、
あえて、相場参加者のありようから、
ドル円が下落するチャンスを探るとすれば

明日の東京勢が、本日の米時間の買いをニワトリトレードし
米時間高値すら更新して、
東京勢が高値を更新し、最後の買い手になった時くらいであろう。

東京が105円とか106円とか、本日米勢が作りもしなかったような
すっ高値を東京時間だけでぶひー! っと、作り出しでもすれば
その後の欧州、ロンドンどもの格好のカモにされ
東京勢の損切りがオーバーシュートし、
勢い余ってテクニカル的なアップトレンドも転換させてしまう、
可能性もある程度は高くはなるようにも思う。

その意味で、個人的にあえてドル円のショートを狙うとするなら
東京時間に大きく高値を更新した場合にのみ
逆張りショートをかけていく、というシナリオくらいにはなるが、
それすらもテクニカル的な根拠は薄い危険な逆張りとはなる…。

まあとにかく、本日は、10pipsとかの薄利を狙っていくならともかく
相場の反転を期待してのドル円ショートはほぼ無理である、と思う。

こちらとしては、これにて、ますますドル円は放置することに決め
もう基本、ドル円は当分、無視しようと思っている。

ドル円をさわらず、
ドルがどこまでも買われてしまう、
ドル買い相場の流れから
あえて相場に参加するとすれば、やはりドルストレートを売っていくしかない。

ユーロドルは、先週下落を期待し、
その通り、どころか続落し続けているが
もはや売られすぎなところまで来てしまい、易々と手出しができない。

さんざん、膠着しておきながら、下がり出すとこうなのだから
世のグリードどもの現金さといったらない。
いまや手のひらを返したグリードどもが
はしゃぐかのように我先にユーロドル売りを浴びせているような状態である。

となると、やはりポンドの追撃売りか、となりそうなものだが、

たしかに、やらないやらないといいつつ、
今夜、少額のスケベ売りでポンドドルを売ってしまった。

昨夜の買い下がりはなんだったのか…と後悔したくなるほど
簡単に利が乗っていった、ポンドドルのショートでは、あった。

しかし、こちらは、0時過ぎにポンドドルのショートをやめた。

本日、途中までポンドドルのショートをしたのは
東京勢がまたも、欧米勢の燃料となるかのような
ポンドドルのロング方向で東京時間に動いていたからである。

昨日、大きく下落したポンドが
いきなり朝方、ロスカットを巻き込み大きく吹き
1.2135あたりから、1.228までおよそ100pipsあまりも一気に吹き上がった。

その上昇に乗っかっていったのが東京であるが、

東京のヘタレロングは、案の定、1.2325あたりで上昇を終えてそこから下落、
その後の欧州、ロンドン勢に、1.2166まで押し込まれてしまうのであった。

東京が買うのはいいが、結局、前夜の欧米勢がつけた戻り高値1.2329は
きっちり越えないのだから、ここが戻り売りの狙い目ですよ、と宣言しているようなものである。

こんな買いなら、買わねばいいのに、買ってくる。
それが、ザ・東京、である。

当然、東京がロングがしまくれば、その下にロスカットを置かれていくわけで
そこは狙われて当然である。

本日のこちらのポンドドルショートは、その流れを狙っていっただけである。

結局、ポンドドルはずるずると売り込まれ
東京時間からその値幅150pips以上下げているのだから、
あいかわらず、東京は何がしたいんだ…という感じではあるが、

それ以上の下落はどうも怪しいムード満載である。

そもそも、レートの加速は損切りによってなされるが、

ポンドドルは昨夜の執拗なまでの下落によって
ロング筋のほとんどが一掃されたように思う。

もちろん、
次なる損切りは、昨日の安値、
1.21アンダーにずらりと並んでは、いることだろう。

ポンドドルの再度の大きな下落を起こすためには、
ここまでレートを下げねばならない。

そして、そのレートまで届くだけの損切りが出るほどに、
戻りを期待してのポンドドルのロングが大きく積まれていなければならない。

本日の東京勢のロングだけでは、そこまで届かせる燃料としてはやや力不足である。

そもそも、1.214あたりから、1.2290あたりまで大きく跳ね上がったのは
オセアニア時間の、東京時間午前7時半ごろであり
ここまで踏みあげてきたのは、東京勢ではなく
おそらく夜更かしの米系などである。

この段階でこの仕掛けを、本日の欧米勢が切り崩す可能性は低くなる。

実際、本日の欧州以降の下押しは、1.216あたりまでで
今朝方の発射台となる、1.214あたりまでは届かず
ちょうど、東京勢のロングを刈っただけのような値幅である。

たしかに、ポンドショートが現在の投機筋の仕掛けと化しており
下ヒゲの先まで距離があることで、
むしろ、彼らが下値を試す目標値とされているようにさえ見える。

しかし、昨夜、1.21割れまで売り込まれたポンドが
本日、米系(と思う)が、1.23近くまで吹き上げさせた流れを
欧州ロンドンだけの力でふたたびねじ伏せ、
本日、さらに安値更新でふたたび1.21まで押し込むには
カモの東京ロングの損切りだけでは、少なすぎるように思う。

今朝方の大きめの戻りがなければ
続落方向で、1.21アンダーをさらに売り込み、
1.2090から下のロスカットをさらに叩き、下に下に追うこともできたかもしれないが

今朝方の吹き上がりによって、1.21ミドルあたりから上には
ある程度の抵抗(東京勢ではない新規ロング)も積まれたはずである。

そんな力によって、
吹き上がりによってショートはある程度一掃されたことから
そうしたなかからあらたなショートで、
もう一度下を狙う、というのには
いくら、ロンドンアニマルといえども、相当の気合いが必要になってくるだろう。

本日、ポンドは、欧州時間にかけて
1.23アッパーから、1.22割れまで下落するなど
またもの下落の恐怖を感じさせるような動きがあったとしても

その値幅を見ると、
所詮は、ロンドンアニマルの東京刈りでの残骸に過ぎないように見える。

本日の下落は、本日の東京勢のロングの損切りだけによってもたらされた
といっても過言ではなく、
それらが一掃された後、これ以上の下落への勢いは困難ではないかと思う。

そういうシナリオのもと、
またも懲りずにポンドドルロングをうかがいつつポンドドルをショートしていたが

ポンドドルは1.21をふたたび割るどころか、
1.215すらも割れず、1.2166あたりを底にじりじりと戻してきたのを確認し
ポンドドルショートを利食い

その後、件のドル円の加速、104円超え、を見た後から
ポンドドルのロングで参戦した。

ドル円が上昇なら、ドル売りでポンドドルショートでしょ!
というロジックは、ことポンドドルにおいては、
あまり当てはまらないように思っている。

ドルとポンドは兄弟のような存在で

ドルが買われるときは、ポンドも買われ
ポンドが売られるときはドルも売られることの方が多い、
というのが個人的な感覚である。

そもそも今年のドル円の大きな下落についても
それに大いに寄与しているのは、ポンドの下落であるとも思う。
アナリストによっては、今年の円高の主犯格をポンドにしている者さえいるほどである。
ならば今年のドル安相場、というのはどう説明するのだ…というのは、ともかくとして。

とにかく、個人的な感覚としてはポンドが上がるとドルも上がる。

逆も同様である。

現に、昨夜ポンドドルが大きく落ちたとき
ドル円は上昇せず、むしろ下落気味であった。

ということで、昨夜、もうポンドはいじらないと述べた舌の根も乾かぬうちに
いまいちどポンドドルのロングでベットする。

再度のロングの最大の理由は、ポンドドルそのものの動き、ではなく
ドル円の高値更新という事実である。

幸いにして、昨夜、一本調子で下落していたポンドドルは
本日は明確に下落下落と進まず、
さらに言えば、こちらの方が重要だが
戻るとしても、それが一本調子でない、というのもポイントが高い。

昨夜は、1分足レベルさえ20EMAを越えられない一本調子の下落で
本当に、どこで売っても勝てるという相場で
ロング志向で走ったことは本当にもったいなかった。

1日の値幅も結構すさまじく、
そんな日によりにもよって、ロングで挑んでいるのだから
本当に自分は持っていないというか、下手くその極みである…。

そんな下手くそディーリングながら、
本日もまたまたポンドドルのロングである。

そんなことはともかく、
ただ、本日については、昨日のギャンブル的なロングとは
少し意味合いが異なっている。

本日、ポンドを買おうと思える理由は
ポンドが、一本調子に戻して言っていない、という点もある。

戻るは戻り気味ながら、スイング気味でじりじり戻っている。

一気に戻すときよりも、実はこういうときほど要注意である。

昨夜のポンドドルの一本調子の下げは
強烈な印象として市場相場参加者の感覚には刻まれたはずで
もはや誰も彼もが、
ポンドについてはショートという相場観しか描きにくくなってしまったように思う。、

強固なポンドショートの見立てになてしまった特に個人投資家については
先週末からどんどんと増えてしまったように思えることも気になるポイントである。

そのような感覚(ポンドショート)となってしまえば、
彼らは、ここから万が一ポンドが明確に戻りの波形を描いたとしても
目の前にバイアスがかかり、チャートからその事実を読み取ることができず
むしろ、ポンドショートという呪縛から逃れられないままに
踏みあげられ続けながらも、ショートを繰り返していくようにも思う。

そんな彼らが何度戻っても売りを狙ってショートを積みつづける。
一旦は下落しても、何度も何度も高値を更新する。
ショート、上昇、ショート、上昇。
ポンドの上昇するたびに、そんな彼らは
望まざるして上昇の燃料となる。

そういう呪縛にからめとるためには、
ポンドが一本調子の上昇であってはだめである。
そうなると、多くの者たちが呪縛から冷め、ショートは積んでいかない。

じりじり上昇するからこそ、こここそが戻り!
と期待を抱くことができ、何度も何度もショートが積まれるのである。

繰り返しとなるが、トレンドは誰かの損切り
損失によって伸びていくわけで
誰も彼もがポンド売り、ポンドのオールショート状態になってしったとき
誰が、みすみすロングを積んで彼らの利益を提供するか、ということである。

本日の東京は、もちろん、ロングを積んだので
欧州ロンドンに損切りという名の利益を献上したが

その後に損切りで利益を献上する買い手は、もはや数少なくなっているように思う。

相場は殺し合いであり、慈愛のかけらもない欧米グリードどもが
次に狙ってくるだろう損切りは、
昨夜の暴落に調子づいて、本日よりショートを積み始めている
にわかショートに対する担ぎ上げではないか、と思っている。

そうであるなら、本日からロングを取るという暴挙(?)を選ぶかはともかく
しばらく狙うべきポンドの方針は、
少なくとも、新規でショートを積むことではないと思う。

冷静な判断ならば様子見、欲豚なら、果敢にロング
というのが、とりあえず、ポンドに対して講ずるべき策であるように思う。

こちらは欲豚上等につき、ポンドを再度ロング。

というか、本日のロングは、ある意味でリベンジ・ロングである。

相場において復讐心を抱いてはならない、
というのは相場の心理の鉄則のように教科書的に語られるが

もちろん、なんの根拠もなく、闇雲に復讐心を抱くのは
相場に反撃される可能性が高いとは思う。

本日については、自分なりに根拠があってのロングであり

言ってみれば、時は来た! といった具合のロングであり
気持ちはともかく、冷静だとしても、ロングするだろうと思う。
まあ、とはいえ心中には存分に復讐心を抱いてはいるが…。


□ポジション
GBP/USD L 1.21973

ポンドは撤退、ユーロドルショート

結局、ポンドは
深夜に1.22ミドルまで頑張ったが、
そこからずるずると反落。

ポジションは半分利食いしたが、残りは切られた。

欧州時間、1.21ミドルを割れ、1.213あたりで再びロングしたが、1.218あたりでもう利食いして、スクエアにした。

ポンドのロング戦略はやめることにした。

ポンドが戻さない、と思ったからではない。
まだ直近安値の1.209あたりがサポートになると思うし、
戻る可能性も高いだろう。

ポイントはそこではなく、
ユーロドルである。

ユーロドルは、ついに1.11さえも決壊してしまった。

これにてユーロはよりダウントレンドが鮮明となってしまったわけで、

欧州通貨安、ドル高、という構図がでより強固となってしまった。

ユーロドルは本当は、1.11より上あたりのサポートが割れた段階で、その流れはほぼ見えていた。

しかしその日は、ポンドなどと戦っていたため、そちらに意識を向けていなかったし、1.1は切らないでほしいという、前提もあった。

そんな流れのなか、
さらに、本日の東京は、これまた欧州勢のユーロドルの仕掛けに都合のいいことに、ユーロドルをロングし、1.1038まで引き上げ、
その後、刈られるためのいい戻りを作ってあげていた。

今年はずっとユーロドルはちんたら動いていたが、下方向にまた回帰してしまった。

ECB当局もそもそもこれは望んでいた方向で、利上げをなんとか行いたい米国からしても、ある程度のドルの戻りは、利上げ前の折り込みとして望ましく、黙認してしまうであろう状況である。

となれば、欧州通貨に戻る目は、当分見込めない。

注目していたポンドであるが、そんな流れのなか、戻りがあったとしても、それが一方方向となる根拠は小さくなり、上がることがあっても結局押され、大きく戻しても大きく下がるのような、大きなレンジというか、乱高下的に展開しほうな気配に思えてきて、
一方向の決め打ちは危険な状況であると思えてきた。

ユーロはポンドの弱さによるユーロポンドの上昇により、これまで大きな下落を留めてきたが、今後、ポンドが膠着してしまった場合、ユーロポンドの続伸は危うくなり、ポンドの乱高下からユーロポンドが下押ししたら、それはユーロの下落をより強く後押しする事態にもなりかねない。

ユーロはそもそもダイナミックな動きをしがちな通貨で、これまでの値幅のなさこそが異常であった、ともいえる。

6月の英国離脱ショックの安値1.092あたりにも迫っており、英国が底割れしたいま、ユーロはそれがない、というのは、よくよく考えれば、楽観的すぎるシナリオだったかもしれない。

最近のユーロは、ポンドやドルにスポットが当たりがちのため、いつも時間差的にドル高やドル安の流れに追いついてきたが、いよいよ今後はユーロにスポットがあたるかもしれない。

いまのユーロドルの下落は、まだテクニカル的な流れからであるが、このまま続落するならば、今後、それを後付けするようやファンダメンタルズを語り出すアナライザーがぞろぞろ現れることだろう。

欧州とて、ギリシャはもとより、ドイツ銀行問題だとか、イタリアの銀行がどうとか、ユーロ安を後付けで説明できるネタは満載である。

前置きが長くなったが、ということで、ポジションをユーロドルのショートに切り替えた。

本来は1.11割れのところからやるべきだったし、かなり出遅れたところから入ってしまったが、もしも、1.093すらもわれてしまえば、1.07あたりまでもが見えてきて、年初来安値更新も射程である。

今年も残り3ヶ月なのに、一気にそんな事態にユーロが追い込まれるとすれば、

ドルにとってはますます追い風である。

また円安なのか…と思うとうんざりするが、クロス通貨については、それは言い難く、あくまで、ドル円主体の円安である。

ドル高や円安、この組み合わせは、個人的には最もない組み合わせと思っているなか、それがいま最も起こり得るシナリオ、というのが、つくづくうんざりである。

さらに言えば、ポンドで数日戦ったが、結果は惨憺たるものであった。

こんな通貨は、つくづくかかわるべきではないとあらためて思い知った。
殺人通貨の異名をとるこんな通貨に素人が戦いを挑んでも勝てるわけがなかった。

もう当分、ポンドに目を向けることはないであろう。

嗚呼…ポンドなんてやるんじゃなかった。

□ポジション
EUR/USD S 1.09958

なんなんだ!? いったい…

ポンドドルのロングを利食いして捨てた後になって、ポンドドルは1.22回復。

昨夜のポジションは損切りされただけ、という…。

そしてユーロドルはふたたび、1.11に戻る担ぎ上げ、
1.11割れの仕掛け的な連続の売りはなんだったんだ…ということで、1.11越えで、ユーロドルも損切り

ただ、ユーロドルはサポートを割れたこを重視して売り直し。

しかし、今週は、ことごとく予想が当たらない。

もういや…

□ポジション
EUR/USD S 1.10262

また損切り…。ユーロドル売りの持ち直しと、あえてのドル円ロング

いまさらながらポンドドルは反転気味で、

ユーロドルは戻し…。

ユーロドルは30分足のボリンジャーバンドで見ると
1.1割れをボトムに、まるまる+2σの際まで伸びている、という状況である。

ふざけんな…と、思わずののしりたくもなる。

為替相場はダマシ合いの殺し合いとはわかっているが、
こんな売り浴びせての買い戻し、なんて、

正直ついていけない。

ヘッジファンド機関投資家など、
大玉を打てる連中は、びゅんびゅん売ったり買ったりしているのかもしれないが、

本日の相場については、
こういう連中においては、思い通りにいっているのだろうか。

こちらは数ヶ月破れなかった1.1が破れたのだから
ショートをしていったものの、そこがド底で、
現時点での1.1割れは見事なまでのダマシとなってしまった…。

まあ、それに引っかかる自分も悪いのだが、
今週はポンドからはじまり、欧州通貨にはひどいめにばかりあわされている。

結局、ユーロドルは、1.1を割って以降は、下を再度試すこともせず
その後数時間にわたって、高値更新の嵐である。

そして、結局、ユーロドルは東京高値さえも更新する始末。

本日の欧州時間まで、実は自分はユーロドルは戻しを期待していた。

1.1を割れるとは思ってはいなかったし、

1.1を割れない、という前提もポンドドルのロングチャンレンジを行った根拠にもなっていた。

それが、欧州時間に1.1が割れたものだから

1.213で買い下がりロングをしていたポンドドルを1.218あたりで利食いでスクエアにせざるをえず、
代わって、ユーロドル売りの方向に転換したのである。

それがまたふたたび、1.1に戻し、これがもはや割れないとなると

ユーロドルは当初の予定通り蚊帳の外であったし

ポンドドルの戻り狙いの目もまだ継続していたと言ってもよい。

ポンドの逆張りにかまけ、
ユーロドルに対しては、ここのところのショート祭りには参戦せず
本日、参加した途端、これである…。

これがセリングクライマックスのような形となり、
ユーロドルがもう二度と1.1割れしない、というようなことになるなら

もう自分は天才的にタイミングの悪いド下手くそ、ということで

自信は完全に喪失することになるだろう。

しかし、今週は本当に相場の波に乗れない。

もうこれはぼやきのようになってしまうが、

ポンドドルについては、買っても買ってもやられた後に振り返ると
短期ダウントレンドが明確に描かれているチャートのなか
戻り売りすべきところで、ことごとく買いを入れ
安値を更新されまくり、損切りの嵐。

ユーロドルについては、売っても売ってやられた後に振り返ると
短期アップトレンドの戻りの波形描くなかで
売りを重ねて、高値を更新されまくり、損切りの嵐。

という、今週のとんだ曲がり屋っぷりには、我ながらほとほと嫌になる。

たしかにポンドについては逆張りだった。
しかし、普段は逆張りしない自分が、逆張りしたときにかぎって
救いのないほどに下落される、というのはまだいい。

逆張りとわかってやっているのだから、自業自得である。

しかし、ユーロドルよ。おまえはいったいなんだなんだ…という感じである。

ユーロドルは、1.1を割れたのだから、
こちらは順張りのつもりでショートした。

しかし、そこから、一気に担ぎ上げられる、というのでは
このときは、逆張りでした、という話か…。

ポンドドルは順張りが正解。ユーロドルは逆張りが正解。

どちらも真逆にいっている。

逆張りがだめだとか、順張りがいいとか、そういうのはいっさい関係なく。

常に順張り、常に逆張り、としておけば、まだマシな結果であったことだろう。

逆張りで負け、順張りで負け、

スタンスをいちいち切り替えて、それがどちらもはずしているのだから
もう救いがない…。

もう、神様がいるとすれば、
まったく神様に見放されているとしか思えない、今週である。

順張りすべき時に逆張りし、逆張りすべき時に順張りしているのだから
もう、どうやって勝てばよいのか、わからなくなる。

短期トレード時、自分なりに売買ルールがあるのだが

ユーロドルについては、売りである、と思われるところで
売り直しを計った。

短期足とはなるが、自分なりには優位性がしっかりあると思っている
ルールでの売りである。

そこで、短期足ながら、普通なら明確に下落を再開することの多い足形が
ことごとくひっくり返されてきたのが
欧州時間の戻しから米時間までである。

その要因のひとつがポンドでもあろうと思っている。

ポンドは本日になってようやく、こちらの思惑通り戻りぎみとなってきた。

こちらはとっくにポンドドルロングは捨ててしまってスクエアである。

そもそもポンドドルの一方的な下落は、繰り返しとなるが行き過ぎだと思っているし
こんな強引な下げは、やがては強引な上げにつながる、とはいまでも思っている。

本日の戻りが、それになるのかどうかは、まだわからないが、

本日のポンドドルの戻りは、テクニカル的に見ても
昨日よりより強い兆候が感じられ、
いよいよ戻りのタームに入っている、と見えてしまう。


ならばあらためて、ポンドドル買いか、というと
1.22以下で買いたかったポンドドルなので、
いまのレートはちょっと反落が怖くて買いに入ってはいけない。

為替相場は9割の人間が負けると言うが
勝つための1割になるためには、大衆の逆をいかねばならない
というのは、よく語られる話であるが、

今の自分は完全に大衆側の人間であり、大衆側の目線になってしまっている。

その意味で、いまポンドドルが買い、という目線すら
大衆目線のように見えて、ちょっと易々と入りがたい。

一昨日、ポンドに自分が逆張りの買いを入れたとき
大衆もポンドの反発するように見えていたのではないかと思う。

たしかに、一昨日のポンドは一方的に下落したが、
あそこまで一方的に落ち続けるのは、
もう底だ、もう底だと、買い下がり続け、
損切りされまくった大衆の
ロングの損切りという名の生き血がかなり混じっていたのではないかとおもっている。
もちろん、自分の生き血もその一部である。

そして本日のユーロドルについても
大衆にはユーロが暴落するように見えていたのかもしれない。

大衆が一斉に下目線になり、一斉にショートしたところで担ぎ上げられる
ここが戻り高値だ、戻り高値だと、下目線に錯誤した大衆はショートを繰り替えす
しかし、ショートするたびに高値が更新され、その損切りも含めて
高値を更新され続け、
大衆は裏切られ続けたのではないか、と思う。

では、あなたは、いまユーロドルは上に見えますか、下に見えますか?

と、問われたとき、

自分にはやはりまだ下に見えてしまう。

理性的に考えると、上である。

直近高値である東京高値の1.1035をも抜いたユーロドルは
ダウ理論的には、ダウントレンドを否定した形となった。

その意味で、上というのは厳密に言えば間違いで、
持ち合い、もしくは、上昇、という形でトレンドが転換し
少なくとも短期的なダウントレンドではなくなった、ように見える。

これもまた大衆目線で、やはり間違っているのだろうか…。

しかし、自分はユーロドルはまたも売り直した。

相場の世界は孤独であり、誰も味方などいない。

自分の目を信じなければ、他に何を信じればよいというのか。

アナリストの意見か、トレード配信などを盲信するか。

私はやはり自分を信じたい。

理性的には下落は終えているのだが、やはり感覚的に下なのである。

いまのユーロドルのショートは
いまや短期的には完全に逆張りとなっているようにも見えなくはないが、

それでも自身がユーロドル売りをまだ見ている点は、
短期筋のロスカット狙いの仕掛けにすぎなかったとしても、
結果的には、やはり1.1を割り込んでしまった、という事実を最も重要視したい。

もうひとつの重要なポイントはドル円である。

ドル円は本日、やや大ぶりな下落を受けているが
それが上昇トレンドの調整か、下落トレンドの再開かはともかく
この下落が、ドルストレートに最も影響を与えていると思っている。

ちょっとドル円に目を向けると
今朝方、案の上の東京勢のニワトリトレード高値更新からの下落。

もうこの段階で、ドル円の本日のやばさは約束されていたともいえる。

本日のドル円は、104.63あたりから、103.56までの下落した。

まあ、これはよくある話で、
東京が高値更新したときは、たいていこうである。

いつもいつも思うのだが、こういうときに
トリガー逆指値でも入れておけば、大きくバジェットが稼げたな…と思う。

本日で言えば、トリガーを104.50あたりに仕込み
ここを越えた後、NY高値下に、たとえば、104.45あたりから
指値の売りを設定する。

トリガーからどこまで高値を更新するかによってリスク幅は決まるが
本日で言えば、104.63あたりまで伸びてから折り返しているので
リスクは、15pipsもなく、そこから103ミドルまでの下落なので
リスク・リワードは、15:100くらいで、かなり割の良いトレードである。

それはともかく、
いつもいつも東京は、なんでこんな高値づかみばかりするのか、と思う。

思えば、以前のヘリマネ相場で、
ドル円は107円超えくらいまで戻したが、
振り返ると、その最高値のド高めを買っているのもまた東京である。

直近での日銀政策決定会合でも、102.7あたりのド高めをつかみ
その後、大きく押されたのも、東京。

東京が高値を更新したときは、毎度毎度注意が必要だが、
本日もそのような結果となってしまった。

東京の高値づかみが、結局、高値づかみとならず、
後にさらに高値を更新したとしても
そこに至るまでには、相応の押しを味あわされた後まで待たねばならないことが多い。

本日もまさにそのような結果で、

また104円を超えて高値更新です、という事態に至るとしても
本日、すでに1円以上下にやられているのだから
東京午前に買いを入れた東京勢は、ポジションを投げていない限り
1円以上の含み損を抱えさせられるわけで
スイングでない限りは、投げてしまうようなレベルだろう。

これは、昨夜の米勢の104円アッパーからの買い上げ組も同様ではないか
という話もあるが、自分はそうではないと思う。

104円から上を無理矢理買い上げていくような連中は、投機丸出しの短期勢で
東京が高値を更新したあたりで、いい利食い場にしているように思う。

要は、東京時間にはしゃいで買い上がる買い豚は
前営業日の米勢の買い豚の高値利食いの売りを、
律儀にカバーしていってあげているようなものである。

結論としては、東京時間というものは
欧米勢の利食いの場の時間帯であり、
決して新規ポジションを取るべき時間ではない。

もちろん、ここで新規に買ったり売ったりする個人や機関投資家はいるが
このすっ高値やど安値を、
ブーストかけてニワトリトレードしてくれる養分となってくれるからこそ、
欧米勢にとってはいい利食い場になるのである。

なので、自分も基本、東京時間でトレードなどしない。
やったとしても、逆張りである。

では本日はドル円ショートで欧州ロンドンの
東京刈りか…というと、欧州ロンドンが入る前に
103.56安値まで、東京勢が自身でやっており
自分ではしゃいで下げての自爆を演じている。

となれば、ロンドンアニマルどもが狙う損切りは、
ドル円ロングの損切り、つまりドル円ショートということになる。

しかし、それで東京勢を刈るとなれば、
レートは米勢のゾーンにまで届き、米勢の損切りを誘発させられるか、
となると、そこは難易度が高い。

となれば、ドル円ショートは行えず、ドル円ロング、となるが
ドル円ロングは東京勢が高値を更新しており、距離もある

結局、致し方なくのドル円ロング、からのドル買い、
から誘発される本格的な本日のロンドンアニマルどもの仕掛けは、
ドル買いであるが、
そのターゲットはユーロドルのショートだったのではないか、と思っている。

ドル円の下落に相対し、ユーロドルは東京時間に戻りを試しており
下は1.1割れを狙えるここしばらくは未開のゾーンで
損切りを誘発し、下落を加速させられる。

それでユーロドルを徹底的に売ってきた。

17時過ぎのユーロドルの売り仕掛けなど、まさに露骨そのもので
1分足レベルですら、1.1を割るまで一切の息継ぎもしない
連続陰線である。

それで、1.1は思惑通り割れ、損切りが走り、1.085まで走った。

ただ、そこから下に伸びず、この短期投機グリードどもは一気に買い戻してである。

そこに自分はまんまと引っかかった…。

ただ、このドル買いの波状攻撃によって
欧州勢すらドルロングのポジションを積んでしまった。

そこを今度は突かれ、ドル円は下値更新である。


本日のドル円の相場の高値安値は
米時間に入るまで、いずれも東京時間がつけている。
高値は104.634、安値は103.56あたりである。

1日にわたり、東京勢の値幅ないだけで相場が終わることはまずなく
案の定、米勢に下にブレイクされた。

ドル円は米時間にかけて安値を更新したが
これもまた東京勢のおかげである。

東京勢はが一気にダウントレンドを作るのがいいが
103ミドルでまたも、逆張りの買いを行うことで
私たちのロスカットラインはここですよ、宣言をするような状況で買い戻しを続けるなか、

そこに欧州がどうでるか、とみれば
上記のようなドル買い方向によって、
なんと、その東京勢のドル円買い戻しについてくるという愚行を犯す結果となった。

東京勢のドルロング、欧州ロンドンさえもドルロング。

ロングが貯まりきってしまったところで、

米勢にそれを突き破られ、損切りが発動され、
ドル円はさらに下押ししてしまった、という流れだとみている。

本日は、東京時間の104.63てっぺんから売っていった者は利が伸び
103ミドルで逆張りの買いをいれた東京と
それに愚かにもついていく結果となるドルロングを積んでしまったことで
東京のみならず、欧州、ロンドンも養分となった、相場である。

ここからであるが、とはいえ、さすがにドル円は下げすぎたとみている。

昨日のドル円上昇の発射台となった103.60−70アンダーのゾーンを割り込み
103.3アッパーまでドル円が切り崩されたのは、ドル円下落が望ましい自身としては
ある種爽快ではあるが、不快なのは、結局、103円どころか
103.3すらも割り込めておらず
現在のドル円の上昇トレンドを明確に否定するには至っていないという点である。

いまだ103.3-103.7あたりのゾーンにいるドル円
ドル円の買い豚どもとしては、
いまだ、いい押し目買いの位置とみなされやすいだろうあたりである。

このゾーンも割り込みふたたびダウントレンドに回帰させていくならば

8連騰を筆頭に、なにがあろうと狂ったようにドル円を買い上げ
104.3の直近高値さえ超えて見せたのは、なんなんだったんだ、という話である。

いまのドル買いのブル筋、いわゆる買い豚の狙っているターゲットは
こんなところで終わるものではないだろう。

テクニカル的にドル円は、107円あたりまで上昇余地があり
一目均衡表移動平均線はもちろん、
その他オシレーターにおいても、買いシグナルを発しまくっている。

いま最も狂信的なまでにドルを買い続けているのは米勢である。

それならば、ドル高イケイケ相場の現在
ファンダメンタルズ的な転換がいまだみられないなか
米勢が、その犠牲になるか、
…というと、米勢は最も犠牲からはほど遠い、超グリード連中どもである。

現在の相場は少し異常で
株が下がろうが上がろうが、ドルが買われている。

本日は株安でドル円は押され気味ながら、
その押され感も軽微で、昨夜に至っては、株価がほんのちょっと上向いただけで
104円ミドルまでも一気に買われるような状況である。

株安ならもちろん、全力では買われないがふんばる。
株高ならもちろん、それがほんの少しだとしても、がんがん買われる。

それが現在のドル円である。

本日のドル円の104.6から103ミドルまでの急落(というほどでもないが…)
について、またアナライザーたちが中国の指標がどうのこうのなど
様々なご託を並べているが、

そもそも地の底まで落ちてもいいと思っているドル円
その落ちるべき悪材料もたんまりありそうななかで
利上げ期待だとか、大統領選挙だとか…その他なんでもいいが
とにかく、いまは上昇をやめない、という現在の異常性は
本日下落した様々な理由があったとしても、
所詮は、現在のドル円の異常な上昇性の根幹を揺るがすものではないと思う。

現在のドル円の異常(と個人的には思う)な戻りの根幹が、
利上げ云々と言われながら
本質的には、その理由が何であるのかは個人的にはわからない。

ただ、なんらかの大きな幹があって、その幹を前提にドル円は上昇している。

この根幹である幹が折れない限り、ドル円が下落を再開することはないと思う。

その意味で、本日の株安だとか中国の指標がどうだとか、という話は
現在のドル円相場においては、枝であり、
大枠を揺るがすものではないと思っている。

ずいぶん前置きが長くなったが、

以上から、ドル円をロング、ユーロドルをショートした。

ドル円については、現在のアップトレンドの押し目を見たときにほぼその際になる位置であったことから、103.36あたり、

ユーロドルについては、もはやショートの理論的根拠は薄く、自信はないのだが、
やはり、1.1を割れた事実と、
ドル円買いでいくのだから、相対でのドルロングからのショートである。

ポンドは本日は米時間になっても堅調気味である。

これを狙っていたのに…と、ポンドについては、本当に悔しさしかない。
もうポンドは戻さなくていいから、パリティあたりまで暴落しろ、と思ったりもする。

まあ、ポンドは戻すときはすさまじく戻すのだけれど…。


□ポジション
USD/JPY L 103.366
EUR/USD S 1.10490