東京を刈るためだけの売り
ユーロドル、1.1370割れまで。
結局、現在の押しは、
東京勢が買っていったユーロドルの値幅をまるまる削るものである。
この押しで、見事なまでに、
東京勢が買っていたユーロドルは、損切をしていなければ
すべて含み損にまで追い込まれた形だ。
哀れ、東京勢のポジションは、
ロンアニどもよってすべて食い散らかされた結果となった。
こういうのがあるから、東京時間でトレードする意味はまったくないのである。
ここまで押し込まれると、
1.1380より上あたりからハイボリュームで浅い損切を買い上がったトレーダーは
いったん、ポジションを投げさせられるはずだ。
実際、自分も、何度か損切りし、ユーロドルのロングを切った。
トレンドは損切によって伸びる。
ユーロドルの1.14を背中に売っていった逆張りのショートは、積みあがっていく。
本日のロンドンパーティーはドル買いか…。
いまはショートポジションがどんどん増えてロングポジションが減ってきている。
これらショートポジションは、ここから戻りが来た場合、
損切りとなって、上昇の燃料となる。
ユーロドルはまだまだ落ちるはず。
ドル円は強い。
この思惑を持ったトレーダーたちが、現在の押しに対して
ショートを積んでいると思われ、
ショートポジションは想像以上に膨らんでいるように思う。
たしかに、1.14から上は厚いかもしれないが
レンジ上限は、1.1410アッパーあたりにあり、
1.14にワンタッチもすることなく、戻りを終えるとは思えない。
ポジション
USD/JPY S 113.373
EUR/USD L 1.13719