より強いユーロドルの下落加速のラインは1.1375あたり
1.1375あたりを割り込むと
ユーロドルの下げはより強固なものとして完成する。
逆に言えば、そこに届かせさえしなければ
ユーロドルの下落は今日までの上昇の一過的な調整下落で
明日からは上昇再開、とも考えられる。
その意味で、すくなくともいまのユーロドルの買い豚筋は
1.1380を切らせたくない、と思っている感じがする。
1.13800を切ると、かなりネガティブな流れともなろう。
1.1370台ということだから、昇りの目はかなり引く
ということで、1.1380アッパーから大量の利食いの買いが入ったのではないか、と思う。
よもや、1.1414アンダーから逆張りの買いを入れるものは少数なはずで、
今夜のまずは起こったこのリバウンドは、利食いの買いであろうと思う。
それが、1.1410まで戻ってしまったのは
戻り売りをたくらむ、自分のような売り豚どもが
予想外のラインからのリバウンドで、損切を余儀なくされたからではないかと思う。
ただ、それで1.1410まあたりまで戻ったとしても
今度は、その上から買っていた買い豚たちがやれやれの損切をかけてくる。
そうなればふたたび下押しとなるが、
ここで参入してきた新たな売り豚は
今度は、1.1380を警戒し、その手前から利食いをかけてくる。
新規損切りの売り豚の買いと
既存の買い豚の損切の売り、
この攻防によってレンジが作られてしまうわけだが
現状での新規の参加者は
値ごろ感からの逆張りロング、よりも
トレンドフォローの売りの方が数は勝っているように思う。
となれば、ユーロドルは今夜中にさらに安値を更新するはずだ。