嗚呼…ドルを買うしかないか。

昨日、下値追いを期待したドル円は、
結局、111.70アンダーで守られ

本日の東京時間に111.95あたりのNY高値を抜いて112.15あたりまで吹き上げた。

それを実現したのは東京時間、つまり東京勢ゆえに
そのたまったロングを刈り取るのはロンアニ(ロンドンアニマル)の作法

ということで、ロンアニがどうでるか、と思ったら
午後からの提灯ロングを押し込むのが精いっぱいで
結局112を瞬間割るもそこで息切れ。

東京勢の強さは、午前中のポジションは買い切り玉で
損切などで下値を走らせる投機玉ではない。

ということは、本日は残念ながらドルは上を追う可能性が高く
というこで、ドル円の買いを、112円を切れないとなった流れの20時半前にロングした。

その前までユーロドルの戻りを期待してロングしていたが、
1.1570アッパーからロングしていたが

ユーロポンドの下落がその上昇を押しとどめているようにみえ
ドルが買いとなれば…ということで、1.1580アッパーからロングは利食い
ショートに切り替えた。

短期的な上昇トレンドをユーロドルは描いていたゆえ
完全逆張りに思えたが、
トレンドの初期は常に逆張りならざるをえない。

世の中の上昇から下落相場への転換も
最初は、その下落を「調整」などという楽観的分析からはじまるものである。

この下落初動を見誤り調整と分析されることが
どれだけ多くの投資家を奈落の底に落として気かわからない…。

ドル円は上げ下げを繰り返しながらもやはり高値を切り上げているように見えるが
この調整、のように見えるドル円の下落からの戻しが
多くの戻り売りを誘発し、その損切を巻き込みながら、
大きく上昇するのどうか…。

とりあえずのターゲットは112.40アンダー
ここまでの息切れなら、ドル円の下落は再度加速する可能性があるが
ここからさらに112円ミドルを大きく抜けてしまえば、
またもドル円の上昇劇場の再開である。

ドル円は基本買いたくはない筆頭格の通貨ペアゆえに、
非常に苦痛なドルロングである…。

もうやめてくれ…。


ポジション
USD/JPY L 112,047
EUR/USD S 1.15888