112円が異様に強い理由
なぜ、ここまで112円が強いのか、というのを、あらためて分析すると、
理由は結構ある。
年金の買いなどが112円あたりにあるとのこと。
オプションもこの辺りにまだありそうなこと。
週足の雲の上限がこのあたりであること。
先週超えてきた、下降チャネルの上辺のラインもこのあたりが抵抗帯になっていること。
フィボナッチの下落38.2%ラインがこのあたりとなること。
ざっと考えるだけで以上のような理由がみあたり。
それに対して、トランプの発言や保護主義リスクだとか、
それすら、ノイズ扱いで、その他ドル売り材料は、やたらド過小評価されており
しかも、現状のドル売り要因は、あらかた消化されてしまっているようにすら見られている。
その意味で現状の材料のみでは、ドル円ショートも下限近くに迫っている、とみることができる。
となればやはりドル買い…となってしまうか。
ただ、短期トレンドはいまだダウンサイドがまだ勝っている。
ただし、それも徐々に押され気味。
今夜の雇用統計で、再びドル買い勢が息を吹き返してしまうか。
それともドル売り勢が意地を見せてくれるか。
月初早々、正念場である。