一端、スクエア

先週に114.56の指値にうまくかかり、
よりポジションが縮小したドル円ショート。

残りは握っておいたドル円のショートは

週を開けた本日、
結局、残り半分を114円アッパーで成り行き利食いした。

114円を割り込んでから反発で
また114円に戻ってきたからである。

残されたわずかなドル円ショートについては、
114.25あたりに逆指値を下ろしておいたら
そこにひっかかり、残りのショートも決済。

これでポジションはスクエアになった。

これらは16時前に起こったことで
その後、ドル円は113.60アッパーまで下落したので、

引き下げた逆指値は、揺さぶりの上昇で切られた、
ということとで、
指値を引き下げなければよかった…。

結局、こちらがスクエアにされてから
欧州序盤にドルが再び売られ、
安値更新で、
振りかぶって60pipsも下に落ちていたからである。

本当に、天底は取れないものである…。

その後、113.60アッパーからドル円は反発
114.40アンダーまで戻した。

戻り過程では、114円アンダーあたりからロングを行ったが、
損切り幅が小さいため、
ちょっとした下押しででロングが刈られ
高値を更新しながらも、

買い目線で、どうも利が伸ばせない。

やはりドルロングは苦手である。

戻しをかけてきたのは、すべてロンドン時間以降である。

本日の東京が刈りは、ドルショート筋を踏みあげる、
という形。

東京も当初はドル買い方向に一旦は走ったが
そこからは続落。
やはり、週末のNY様がドル売り気味でクローズしたことを
最大限に尊重する奴隷っぷりで、ドル売りである。

日経平均もそれに下落することもあって

NY様〜コケーっ!

っと、相も変わらぬ自分でものを考えられない
ノータリンディールが

ロンドン時間にほぼ全戻しされているのだから
東京時間の順張りは、
相も変わらず、死亡遊戯タイムである。

ロンドンアニマルの戻りだけで見れば

東京時間のドルショートは完全に行ってこいで、
東京時間にショートしていたことが
まったく無意味となるような値の戻しっぷりである。

本日、東京勢がブヒブヒーー! とドルを売ったのは、
NY様からの追随豚ディールだけでなく
明日、英国の首相がハードブレグジットとやらになるような
英国のEU離脱についてのなんらかの声明を発表するとかなんとかで
ポンドが窓を開けての下落、
というのも影響しているようだ。

というかさ…

というか、おまえ(東京勢)ら!

また海外の事情で日経平均が下がり、ドルが下がるとか

ほんと、恥ずかしくないのか、と思う。

東京時間は日本の時間であり、海外の時間ではない

それでありながら、東京時間は
海外の事情ばかりを参照する、
パラレルワールドのような
いつもながらの、亜空間である。

そもそも株でも為替でも、日本の事情で動くべきであると思うが、

イギリスの国民投票しかり、トランプ大統領しかり

全部、日本の事情でないことでばかり
ハードに値動きする、日経平均
そしてそれに連動するドル円

そもそも日本株も6割だか7割が外国人が占めているらしいので
海外勢は、東京時間とはいえ
日本の事情など全く無視して
ポジション調整をしたり、海外の事情で売り買いしているのではあろうが、

それにしてもひどすぎる。

もう、欧米のどっかの国の植民地にでもなれよ日本…
と嘆きたくなってくるほどの、

相も変わらず自立性絶無の日本市場である。

何度もでも繰り返すが
日本の市場は、本当に自分の事情で動けない
マリオネットのクソ市場である。

で、ここからであるが

ロンドン勢が仕掛け、114円40アンダーまで戻したドル円なれど

このあたりから頭打ちとなってきた。

そもそも今夜はNY休場。

東京勢があたふたして売ったところに
東京刈りで動いただけのロンドンアニマル、と考えてみれば

ロンドンアニマルの今後は、
作った時化のポジションの利食い
がメインにならざるをえないように思う。

今夜の仕掛けポジションは、無論、ドル買いということで
ポジションの巻き戻しはドル売り方向となる。

ということで、あらためてドル売り。

ドル円を売り、ユーロドルを買っておく。

とはいえ、本日NY勢が休みということは

ドル買いにせよ、ドル売りにせよ

今後は大きく走りそうもないようにも思う。

NY様のご帰還までは、
今夜はしょっぱい動きに終始するかもしれない。

□ポジション
USD/JPY S 114.291
EUR/USD L 1.05853