新年早々、東京勢とロンドン勢のいつものプレイ

あけましておめでとうございます。

2017年となり、相場は相変わらずのドル高相場である。

年末、1.06をぶっこぬいたユーロドルは
いきなり、1.035の安値を更新し、

116円代まで押していたドル円
いきなり、昨年高値近くの118.60あたりまで伸びる。

本当に、年末はなんだったんだ…という思いである。

そして本日4日は、日本株大発会で、
いよいよ、2017年の相場も本格的にスタートだが

東京勢、ロンドンアニマルとのあいだの
トムとジェリーような、養分豚と狩人の
捕食プレイもまた
相変わらずである。

昨日、118.60あたりから押してきたドル円なれど
米株がブラスで終えたことから
ニワトリ脊髄反射日本株は当然、上昇。
為替相場も、みんな大好きドル円ロングで、コケコッコー!

やめときゃいいのに、やめられないのである。

株が上がれば円を売る。
その脊髄反射は、いつもながら病的である。

コケー、コケー、ブヒブヒ! 
と、ふたたび118円を越えてくる東京
しかし、結局、118.20アンダーという、
まさに米勢が安値を更新してきたラインあたりで
きっちり頭打ちとなるのも東京スタイル

戻り売りの好機ですよ、食べてください、コケー
という感じのニワトリ東京。

ドル円の上昇ということで、

相対のユーロドルもまた、ドル買いとなって下落、
しかし、1.04を切ってはみたものの
1.039という中途半端なところで切り返し

これまた昨夜の米勢が底打ちさせたサポートあたりまでしか押さない。

こちらもまた、
押し目ですよ、ブヒ♪
という感じの豚東京。

これらドル円、ユーロドルは
絶好の戻りと押し目となって

ロンドン以降、それではいただきま〜す、という感じで
ドルがじりじりと売られ。
ドル円は安値更新、ユーロドルは高値更新で
東京時間にドルを買った東京勢は、
根こそぎアゲインストという、いつもながらの東京刈りである。

さらにロンドン勢の芸の細かさは
いったん、117.90あたりから、118.06あたりまで買い上げて
短期足レベルで直近高値を抜いて見せ
欧州時間もやはり、ドル買い?
のような迷彩までかまして、ドル円ロング組をハメる念の入れようである。
この時間からすら、
底値買い期待のドル円新規ロング
を狙う買い豚わ巻き込み
彼らに期待を持たせて、さらなるドル円ロングのポジションの偏りを作った上で
それらも根こそぎ刈っていくという鬼畜っぷり。

が、ドル円ロングの仕掛けがダマシであることは
ユーロドルを見れば、あらかじめ予見はできた。

ドル円が底打ちっ♪ とみせておきながら
ユーロドルはぐんぐん上昇していたのである。

ここでの本日の欧州ロンドン勢の自信満々の
ユーロ買いドル売りは、
いつものごとく、インサイダーの疑惑すらあり。

その後の経済指標、ユーロ圏PMIが予想を上振れた。
そこでユーロが跳ねるのならまだかわいげもある。
しかし、そうでないのが、クソども欧州ロンドンである。
またもいつものように、
その結果をあらかじめ知っていたかのように、
指標発表のとっくの前から
すでにユーロドルからどんどん買われていた。

いつもながらの、とんだイカサマ野郎どもである。

結局、2017年になっても

いつもながらのドル円ロングオンリーで養分と化す東京
養分東京を刈るロンドンアニマル
そこにインサイダーよろしくの、カンニング欧州勢もくわわる。

といった、こうしたいつもながらの、
インチキだらけの「相場ごっこ」が続いていく。

相場はすでにすべてを織り込んでいる
とかなんとか、効率的市場仮説、とやらなど
この手のインチキのなかでは、すべてが戯言である。

こんなロスカットを狙っていくだけ、
のような、インチキ丸出しの欧州ロンドンを越えて

いつものように、まっとう(?)な為替の方向性を
決めていくのは、またも、やっぱり米国勢なのであろうか…。

いつもいつも、東京や欧州、ロンドンは、
アメリカ様が作った方向のなかでの、ちょっとした踊り場のなかで
ピュアさ(東京)やダークさ(ロンドン)ががちゃついているのみである。

むろん、東京がトレンドを後押ししたり
欧州ロンドンがそれを増幅させたり、といったようなことも
なくはないが、
基本は、東京が刈られるだけの人為的な相場が
欧州ロンドンタイムである。

あーあ、あほくさ…。

年が改まったところで、
あいもかわらず、東京勢には泣けてくるし
ロンドンアニマルには虫酸が走る。

東京勢もいい加減、アメリカ様についていくばかりはやめて
もう少し手の内を見せない巧妙なトレードはできないものだろうか。

こんなことばかりしているから、一生、養分なのである。

とうことで、こちらの新年のポジションは
ドル買い。

欧州ロンドン時間、ドルが下落したとは言え
すべては、
東京勢のバカドルロングを刈っていいくがためだけの
ドルショートであると思う。
よって、現下のドル高地合いにはなんら変化は起こせてはいないように思う。

もはや東京時間のドル円ロングや、ユーロドルショートは
どこからエントリーしてもすべて負け
というところまで、ドルショートは進められた。

養分をすべて殲滅した後、
これ以上ドルショートしても、もはやレートは変わらないだろう。

ということで、ロンドンアニマルどものドル買い戻しに合わせての
ドルロングである。

しかしながら、もうドルは本当に買いたくない…。

しかしながら、117.50あたりにドル円が沈んだことで
またぞろ、速報等で、世のアナライザーどもが
日足の20日線がどうとか、
下値のめどが116円のなんとか、語り出す。

単なるロンドンのクズどものしかけでドルに調整がかかっただけ
としか、こちらは思えないのだが、

そんなアナライズを信じて、
このあたりでドルショートを持った者たちは
また担ぎ上げられたりするのだろうか…。

もちろん、このままドルが続落していけば
ドルショート組の勝利とはなり、こちらは敗北だが

なれるものなら、なってほしいものである。

現在のドル高相場にはほとほとうんざりしている。

ただ、基本、アナライザーの分析ほどあてにならないものはない。


□ポジション
USD/JPY L 117.554
EUR/USD S 1.04443