天井に挑み続けて、ようやく反落の、しかし、やはりのドル円に下打ちから、ドル買いに切り替え、これが嫌になるくらい楽に利益を取り、あとは放置で、本日はおしまい

ドル円逆張り売り狙いも、
結局、東京勢の天井の期待はもろくも崩れ、ロンドンがさらに高値を更新。

何度損切りされたか、という感じから、
110.90アンダーから掴んだショートからようやく下落。

もはや東京勢の天井は崩れたがゆえ、
天井期待は遠のいたため、早期に利食いをと思うと、
これがようやくの強めの下落を進め、
にわかロングの損切りを繰り返しながら、
東京勢の安値も更新して、
109.80割れまで。
東京時間のロング勢をすべてアゲインストに置くほどに下落した。

この下落に合わせてようやく大きめのファイバーに。

110を割れたところで利食いも思ったが、そのまま下落加速も期待し、
欲豚全開にホールドを続けるものの、

やはりドル強く、またも110円に戻ってきたことから、110.10-20あたりで110.90アンダーのショートは利食いした。

利食いを思った109.90アンダーから30pipsあまりも利を削り、利食いだったため、ややもったいなかった…。

しかし、東京勢の天井ストーリーがまたも見立て違いとなったため、ロンドンからのショートはやはり長くもつつもりはなかったと思い直し、110.10アッパーからの利食いでまだよかった。

結局、70pipsほどは取れ、
スクエア状態から、
次は110.10アッパーあたりから、不承不承のドル買いに転換。

本日のドルの下落の限界を悟ったとなれば、逆説で買いとなり
とはいえドルなど買いたくはないが、
本日の調整の深さから、ドルロングの値幅が取れそう、と思えた瞬間にホールドなのだから、
ドルロングはトレード期待と判断し、そのまま黙認、とはいけなかった。

ドルロングを持ちながら、結局上がるのか…などと、上がればがっかりの、矛盾するドルロングながら。

ああ、やっぱりいまの熱狂の狂った上昇相場では、
110円に値を戻した後、そこからさらに上でもすんなりいくのね、という感じで、げっそりしながらめ、
こちらは110.60-70あたりで順次利食いで、50pipsはとっていけた。

これにて、なんとか本日も利益で終われたが、本日もまたドル高相場で、
特に洗脳状態の東京勢は、株もドルもとにかく買うというニワトリっぷりから、
今日も東京時間に最も苦しめられ、危うい一日となった。

いまだドル円のアップトレンドは崩れる兆しが見えないまま、

結局、小ロットのドルロングを保持して、あとは放置。

本日中にはすべて利食いするつもりだが、

指値は同値決済の位置に置いてるため、ここからいきなり下落すれば、このポジションが切られても損失ゼロでスクエアになるだけである。

ただ、そうなれば、週末のいまにショートポジションは取るつもりはないが、
日足陰線引けとなり、来週のドル売りに期待できる形は作れる、というようなものである。

しかし結局は陽性引けで、
来週もドル高相場が引き続き延々と続くようなら、
いよいよしばらく相場から離れようかとも思いはじめている。

基本、こちらの相場感はドル安なので、鉄板に近いドル高相場でトレードするとするなら、やはりドル買いがメインとならざるをえず、
ドル高についていくことにはやはり抵抗がある自分にとっては、ドルロングのポジションは苦痛以外のなにものでもないし、そんな気持ちでドルロングを取ろうとも、腰の座ったポジションを取れない。

しかし…いま米国債の利回り上昇についても株高についても、
トランプ政策の期待からのようであるが、

トランプはいまだ大統領に就任していないし、
大統領としての政策方針も何も示してはいない。
というか、まだ大統領ではないのだから、政策方針も示しようもない。

現在のトランプ相場は、過去のトランプの発言を繋ぎ合わせ、それを未来の確定要素のように織り込みながら、リスクオン方向にポジションが傾けられているにすぎない、と思っている。

こんな期待感のみで、幻影のような未来を織り込むかのように昇りつづけるドル高には正直、ついていけない。

無論、12月のドル利上げ期待も、現在のドル高相場を牽引している大きな要因になってはいるだろう。

さらには、日銀がいまだあきはめない、亡国の自国通貨毀損政策(と個人的には確信している)による、国債の低金利誘導策も、日米の金利差を拡大させ、ドル高円安の方向を助長はしてよう。

ただし、ドルの趨勢は結局は日本の政策でどうこうできるものでもなく、

このドル高が継続するか否かを決定しえる力は、まずは12月のFOMCであると思う。

それまでは、この上昇相場の息が止まる可能性はもはや相当に低い。

12月利上げが行われ、それでもこのドル高相場が終わらないようなら、
金利差や当局の期待を12月のFOMCで通過した後になっても、トランプ熱狂が健在ということになり、

そんな状況なら、さすがに、ドル安相場観の自分など、もう為替相場にはしばらく関わらないほうがいいように思っている。

無論、どこかのタイミングで、トランプの期待が剥がれ、ドルの現在の状況が、下落に転じた場合は、
全力でショートに参戦したい、とは思っている。

□ポジション
USD/JPY L 110.135