利食いスクエアからの、次いでドル売り

106.426でのドル円ロングは、106.88、
1.09179でのユーロドルショートは、1.088あたりで
それぞれ利食い

昨日に引き続いて
東京勢は、ロンドン勢のドル買いに向けてのいい押し目買いや戻り売りをユーロドルで作ってあげる、
という

継続的かつ異常なドル買い相場が続いている。

ただし、そう何度も何度も同じ手は通用しないようで

昨日は、東京の戻り高値も抜いて欧州ロンドン時間に106円代に突入したが、

本日もそれを目指してかロンドン時間に
106.80アッパーまでドル円を買い上げるものの
さすがに107円に到達し、
またも欧州時間に高値更新、
というようなはしゃいだ相場にまでは至らなかった。

ドル買い勢、さすがに調子乗りすぎだろ、おまえら…

という感じではあるが

まあ2日も続けて欧州時間にドル円が高値追いをしないだろう
というのは、予想はしていた。

そもそも現在のドル買い相場は
すべて米勢が主導している、と個人的には思っている。

つまり、ドル円がぐいぐい上昇したり
ユーロドルがぐいぐい下落させられるのは
たいてい米時間で、
米勢の一部がドル買いをしかけているのである。

9月からこっちのドル買い相場は

東京勢、欧州、ロンドンがいくら疑いを示しても

強引なまでに米勢がドル買いを続け

それに押し切られ、東京、欧州、ロンドンもドル買いで
つきあわされてきた、という形が
ここ数ヶ月のドル高相場の実相である
というのが個人的な印象である。

その強引な米勢のみのドル買いというのは
通貨ドル、という意味というよりは

米国債金利高によるドル高、
その連動によってもたらされているドル高である、と思っている。

つまり、ここ数ヶ月の一方的な
米国債の利回り上昇が
それがドルを引き上げている。

この異常かつ一方的な米債権利回りの上昇が

今年1月水準にまで上昇しており

その点で持っても既述した
ドル円が今年1月の水準までドル安方向が引き戻されている
ということろに整合性がとれる。

いずれにせよ、個人的にはドル買い方向で
ポジションホールドする気はどうしてもおきないため

ドル買いポジションはいったんスクエアにしたのに対して

次いで、ドル売り方向でポジションを取った。

現状、ドル売りは完全に逆張り

米勢グリードの担ぎ上げも懸念されるが


ドルロングを持っているよりははるかに心情的にはましなため

ドルの下落トレンドがいい加減に再開してくれないか
という願いのもと

ドルショートを小口で打診ポジションしておく。


□ポジション
USD/JPY S 106.531
EUR/USD L 1.08666