しばらく様子見

昨夜は結局、103.6あたりまで伸びてしまい、
早々に手仕舞い、またも利益を逃した。

今週はこういうのばかりである。

プロスペクト効果というかなんというか、利益が伸ばすのはやはり難しい。

利食いするということは、これ以上上がらない、と考えるからで、
それでも上がっていくというのは、天井など、なかなか人は取れない、ということである。

その意味で、値ごろ感のみでここが天だとか底だとかで逆張りすることの危なさを、あらためて思うし、今回の天井判断は、新規ショートでなくロング利食いなので、まだマシか、とも思う。

その意味で、現状であるが、103ミドルが天井圏かどうかなど、現状ではわからず、ここではもちろん、なかなかショートはできない。

日足の一目均衡表移動平均線レベルでは、ブル転しているシグナルが出まくっており、ならば狙うは押し目買いか、ということになろうが、

どうも買いで入る気にもなれない。

たしかにいま日足レベルではブルだが、
週足レベルでは、まだ陽転はしていない。

SMA、EMAとも20週レベルではいずれもレートはこれらを下回っており、

これらを超えない限りは本格的な買い目線にはなりにくい。

もちろんこれらを超え、さらには104.32あたりも越えれば20SMA EMAともに上抜けるとともに、
週足レベルでもダブルボトムが完成し、107ミドルまでが視野に入る。

104.3まで越えれば
となればこちらは短期的に買い目線メインで動かざるを得ないが

それが107円を超えたからといって、こちらの相場感が円安に切り替わることはない。

そもそも今年一年で20円あまり円高が進んでいるので、このくらいの戻りはあってもおかしくはない。

ただし、ドル円は200週のSMAをすでに下回っており、これが有効であるなら、
現在の円高相場は、最低でも90円、より理想的には80円くらいまで進んでもなんら不思議のない形となっている。

いまはテクニカル的にアベノミクスとやらの半値戻しで膠着しているのと、
米利上げその他、ドル買いに有利な材料が出がちなために、下落加速の契機を失っているだけだと思う。

週足レベルで見たときも、戻りのメドは上限でも108円には届かない。

よって104.3を超えてロングに転換しても、上は107円くらいがめど、超えなければもちろん下落再開というのが、現在の短期中期のシナリオである。

中期的なスイングで見れば、

リスクリワードで見て、
現レートから上が107円ほどで4円、
下が90から80円で、13円から23円ほど、

と考えれば、損切りを4円以上置き、ターゲットまでホールドする、となれば、

まだまだ、こちらもショートだが、

4円ものアゲインストは耐えられないし、20円も利食いを耐える胆力もないので、こうした戦略も無意味ではあるが、
104.3を抜け、106円以上くらいまでもしもいった場合は、損切り1円なので、スイングショートしてみてもいいかな、と思っている。

とりあえず、現状は様子見である。

104.3に近づいたら、少し逆張りを検討してもよいかもしれない。

まあないかもしれないが、現状が天井となり、明確な短期ダウントレンドに転換したようならショートをしていくつもりだ。

唯一ない戦略はいまのレベルからの押し目買いである。

104.3の重要レートまで近く、そこが天井であるかもしれない現状で、いまの103ミドルレベルでのロングは、さすがにリスキーにしか思えない。