ドル売りかドル買いか…あえて、ドル買い

昨夜の米勢のドル買いはなんだったんだ…というほどに、むかつく相場が本日である。

ユーロドルのロング、ドル円のショート。

これらが昨夜、ドル買い方向に追い立てられたことで、結局、スクエアにした。

昨夜の米勢のおかしな調整がなければ、これらポジションを捨てることは決してなかった。

で、結局、本日はいまのところドル売り方向である。

昨夜は本当になんだったんだ、と虫酸が走る思いである。

ショート、とはいえど、しかしながら、
東京時間の開始の9:00瞬間、こちらは戻り高値とみてショートを振ると
いきなり高値を101.90アッパーで更新された。
それは瞬間で下に落ちたが、そこから視点がぶれまくった。

なぜかドル円のショートができなくなってしまったのである。

朝一のあのおかしな上げから高値を更新したことから
ドル円が戻してしまうのかと思い、
ドルショートができず、むしろドルロングをはってしまうと、

そこからは一方的な下げ、損切りされまくった。

朝方瞬間。101.90を超えてきたが、
これらとて、米国追随の東京クソロングに過ぎなかったのか…。

結局日経平均もしょっぱく下向き気味なのに
9:00ジャストでいきなり高値更新で買うとか、
なにやらかしてんだよ、クソ東京、という感じである。

オセアニア時間からしてすでにドル円が米時間高値を抜けるというわけのわからぬ上昇をしており
そのドル円買いに煽られて東京までもが高値更新である。

しかしチャートからはこの値段が結局はチャネルラインとしては上限である。

さらにそこからの下落でチャンネルラインの底を割る。

一旦は内側に帰っては来ても、ロンドンタイムで結局はまた下である。

ユーロドルは、昨夜米時間につけた、1.1271の上ヒゲを抜きドル売り方向。

ではドル売りなのか、となるが、やはりこちらはドル買いであらためて入った。

理由は、まずユーロドルが確かに高値を更新したとはいえ、上昇の勢いがなんだか乏しいこと。

さらにドル円が下に追い立てられているとはいっても、NY安値101.36にとうてい届かないことなどからである。

さらに4時間足ベースで安値を徐々に切り上げつつあり、
さらに120SMAがいまだ明確に割り込めず、
ボリンジャーバンドでは、-1σから上にはいってきていること。

さらにいったんは下回った200SMAなれど
それも、かなり近い上にあり、
いつでもふたたび上抜ける状況にあることなどからである。

ドル円が最終下落するにしても、それはまだ時期尚早で
現在の下落の調整がまだまだ不十分に思える。

最低でも103円を超えるあたりまでこないことには
再度の下落は困難に思える。

よってドル円は買い。

ユーロドルについては、結局、本日の高値更新も
昨夜のストップロスを狙った仕掛けの上げにすぎないと判断し、ショート。

本日は東京勢が開始早々ショートに振ってでたが、
それをそのまま奏功させるほど、欧米のグリードどもは寛容ではない。

本日、そもそもドル円ショートについて自信をもってふれない最大の理由が
この東京勢の開始早々からのショート、という安易さにある。

□ポジション
USD/JPY L 101.554
EUR/USD S 1.12723