雇用統計でドル円は暴落する

今夜の雇用統計は予想を下ぶれると予測する。

9月に米国が利上げをするとかなんとかで、上昇続けたドル円

昨日、東京勢がニワトリした103.06あたりを底に
104ジャストあたりまで上り詰めた後
ISMの予想したぶれから一気に103.20アンダーまで下落した。

まず、そもそもの話として、9月に利上げはないと思っている。
それをいま囃し立てながら上昇しているのがドル円である。

しかし、104円を超えられない。

ヘリマネ相場のときのようなインチキ投機も、
結局は、104円を超えるまではいけない、ということである。

グリードどものインチキ投機も104あたりの頭の重さから
ここからの戻り売り的な下落狙いを計り始めたところで
ISMの予想したぶれ、というネタがでた。

だからこそ、通常以上に相場が下にぶれたのだと思っている。

そもそも9月利上げ、というのが、
ヘリマネ相場のような、いつもながらのドル買いを煽る投機相場であると思っている。

ファンダメンタルズは価格に影響はする。

もちろん、事実として起こったファンダメンタルズ的な事柄は
為替レートをまっとうに変化させるだろう。

しかし、ありもしない現実を煽り立て、織り込みとやらで動かす相場は
最後には必ず剥落する。

現在のドル買いの状況がまさにそれである。

イエレン議長などは、経済指標次第での利上げ検討、というのを再三述べている。

そして8月の雇用統計結果は、毎年、予想を下振れしやすい。

昨夜のISMしかり、ここに雇用統計の予想が下ぶれるとなれば
9月の利上げは完全に遠のき

100円あたりからの投機相場は完全に終焉を迎える。

その意味で本日、ドル円は暴落すると予測している。

アメリカの祝日もあり、大幅に101円だか100円だか
そこまでは下落するかどうかはともかく、

現在のインチキ相場を否定する下落トレンドの回帰を準備づけるレートはつけてくるように思う。

そうなると、本格的な下落相場は来週からとなるだろう。

本日の雇用統計は、9月の相場を占うものとなると思うが

9月相場も個人的には円高であると思っている。

そもそもドル円が100円あたりで下値を守り続けている状況が怪しすぎる。

ドル円は最低でも95円をとっととスルーしてもらいたいし

年内は難しいにせよ(日本政府や日銀があがくため)

来年中には、ふたたび史上最安値を割り込むべきだと思っている。