ロンドンアニマルの刈りの対象、今宵はユーロドルだった。
ドル円が、東京時間に中途半端にレンジしたなか、
東京勢が戻り売りを繰り返し続けていたのは、ユーロドル。
それでぱんぱんに貯まったユーロドルのショートが
ロンドンアニマルによって華麗に刈られた。
こいつらは、東京勢を必ず刈りにくる。
ドル円のしょっぱい動きのなかで、なにも起こらないかと思えば
狙いはこちらだった。
東京朝方に東京勢が突っ込み売りをしたのはドル円だけではない。
ユーロドルも、ユーロ円の下げを狙ったドル売り円買いの流れで
突っ込み売りがされていた。
今回のロンドンアニマルはこの貯まったショートを狙いに来た。
ドル円ショート潰し、ユーロドルショート潰し、
この二択のなかで、ユーロドルショートを潰すことにされた理由は
株が下落しているからである。
この流れで、リスクオン、ドル円買いとはやりにくい。
ただ、ユーロドルの上昇の結果論で、ドル円は東京時間からの続落が起こったに過ぎず
朝方、東京勢のドル円突っ込み売りは功を奏した形になっているが、
ドル円はまだまだ短期的には上目線である。
その意味でドル円のさらなる下落は甘い見立てであると思う。
結局、ドル円の続落は、
ユーロドルの投機的なショートカバーの相対として生じたにすぎない。
こちらはユーロドルのショートカバーの影響で、
またもすべてのポジションが損切りされスクエアに。
まだドルロングの見立てはあきらめていないため、
みたび、ドル円ロングとユーロドルのショートを積み直した。
結局、欧州、ロンドンアニマルともに、米国様の手下。
米国様の作った高値や安値はよほどのことがないと脅かさない。
やはり、方向を作るのは、常に米勢である。
□ポジション
USD/JPY L 100.319
EUR/USD S 1.1288