史上最高値を更新し続けるダウは、バブル以外のなにものでもない

ダウが連日のように最高値を更新し続けているが、

世界の金融市場において、これほどのイカサマはない。

リーマンショックで、世界に多大な損失を与えておきながら
いまや史上最高値、どれだけ人々を馬鹿にしているのか、とう感じである。

さらには雇用状況も各指標もよろしいことから、利上げ、とはほざく始末である。

雇用状況の改善、とは言っても、就業をあきらめた人々はまったくカウントされていないし

各住宅指標の改善においても、
一般の人々のまったとうな住宅購入傾向ではなく

金融緩和によって極限までだぶついたマネーを利用して
投資的に不動産が買われているだけ、であると思っている。

結局のところ、アメリカの緩和策は投資家や金持ちをより肥え太らせたのみで
彼らが各指標を押し上げる投資を行い、各指標が改善しているだけである。

そこに一般の庶民は完全に置き去りにされており
彼らは、底の見えない底辺へ追いやられる状況はまだ止まっていない。

私がもしも世界の支配者でるなら
日本、米国の金融関係者ならびに政府関係者を
すべてクビにするであろうレベルである。

それほどまに、現在の世界経済は歪みに歪みきっている。

そもそも水面下の流れがまったく変化していないところで
株価の上昇だとか、利上げがなんとか、とか言った話も

すべて投資家たちのマネーゲームの投資判断の出し入れ以外のなにものでもない。

ここまで一般の人々を置きざりにした数字的な株高や景気回復、はいいが、

こんなふざけた状況が続く限り
ある地点で、株や金融市場は大暴落するだろうし、

そうでなくても、ここまで庶民をばかにした庶民置き去りの株高や
景気回復を当局がほぞくかぎり、
最後に起こるのは、暴動や革命であろうと思う。

かくまでに庶民の希望や人生を置き去りにして
株高だかなんだかと、当局が騒ぐ限り
近い未来には絶望的な未来しか、発生し得ない。


世界が混沌のなかに堕ちていくまでに、当局の方々は
この異常な状況に気づくべきである。

だぶだぶに巻き散らかした金で
株が上がっただとか、庶民がまったくカウントされない中で
雇用が改善されたなどというまやかしを、いい加減やめるべきである。

米国の利上げ、というのもまったくの噴飯ものである。

日本はもちろん、米国は決して景気回復などしていない。
さかのぼれば、リーマンショックからこれまで、なにも状況は好転などしていない。

庶民の塗炭の苦しみに、当局は一刻も早く気がつくべきである。

金融緩和だ利上げwだ、などといっている場合ではない。

世界は何も変わってなど、いない。