粘着質なまでにドルを買うグリードども

一昨日は、ドルは一端の調整の売りとなったものの

ボリンジャーバンドミドルバンド抜け、という日足のレベル感を信じてか

昨日は、東京市場、欧州市場とドル買いが継続した。

やはり日足ベースでのボリンミドル抜けは
その後の上昇を期待するには十分なチャートフォームである。

しかもミドルバンドはいま水平な状況にあり、

105.5をボトムとしたレンジ相場を想像すれば

捕らぬ狸のグリード算用をしていけば

+1σ(110.5あたり)、+2σ(112円超え)と夢広がり

そこまでゆけば日銀ショック(ショックでもなんでもないが…)手前の高値を抜け

めでたく円安相場へ回帰というシナリオが立てられる。

がゆえに中期長期的なグリードどもも含め
わんさかわんさドル円ロングである。

昨日の欧州時間まではどれだけ押しても一気に上げようとするドル買いの圧力は、
もはや粘着質であすらあった。

昨日は東京勢がスケベチックに狙ったドル円の買いを一端、
108.7あたりまでは押してから潰してから後
そのまま今度はドル売り勢を潰す動きで
ふたたびドル円を買い上げ、一気に109円、さらに戻り高値を更新する動きが取られた。

108.7あたりで切らされたドル円ロングがいたとすれば、

これは東京勢のスケベ根性丸出しの腰の座らないにわかロングであり、

このあたりの東京勢のひよったドル買いなどは、やられて当然である。

昨日、東京勢を潰すのが仕事のロンドン勢が潰したのは、
こうした東京勢のセコいドル円のにわかロング潰しが、まずは肩慣らしであった。

ついで、ここからは東京勢が作ったとドル円ショートを潰しに入る。

まずは、この108.7までの売りについてきたにわかのショート、さらには東京勢がもともと上から作っていたショート。

それらを刈り上げ続けることが実は本命で、そこからはただただ買い上げ方向で
一気に109円を抜きに入り、
そのまま109円を超えたまま、米時間に突入。

一昨日のドル売りはどこまでいっても調整のレベルで

まだまだ続くよ、ドル円の戻り旅♪
としたいのがよくわかる欧州時間であった。


やはり日足のミドルバンドを超えてしまった事実は

各トレーダーにとっても強烈なようで

まだまだドル買い勢のロスカットを潰していきたい感じが日々日々にじむ。。

ただ、現在、潰している円買いの偏りは

昨日の東京勢はもちろんだが、

米時間のニューヨーク様をの損切りをも潰すこととなる。

そして昨日は、ついにニューヨーク様の高値109.38を
瞬時潰すようかのような109.39

NY様が作った円買いのレートすら上に潰しそうとした蛮勇は

その後米国様の逆鱗に触れ

一気に108.7アンダーまで叩き落とされた。

そこからもみもみ進行しながら、
なんとか再び、109円アッパーの戻り高値を付けたが東京時間9:00寸前だったが

9:00になったところから
一気に東京勢はニワトリトレードの開始、ドル円を売っていく。

がんばってがんばってがんばって売り続け

なんとか直近安値108.62を割り短期レベル(30分)の200SMAを割り込ませ

108.50代に突入。

ここからである…

またもでたロンドンアニマル。

一瞬は安値を更新させ、108.51まで売った後は
一気に買い戻し、東京勢のショートを潰しにかかってきた。

ドル円買いの波状攻撃を繰り返しながら、一気に108.8アッパーレベルまで買い戻してきた

というのが現在である。

で今後であるが短期足レベルで見たとき

昨日の米勢が欧州勢のドル円における短期アップトレンドを潰した。
東京勢はそれに追随し売り下値を伸ばした
欧州勢は東京勢のショートにカウンターをかけ、踏みあげていった。

という流れにおいて

欧州勢は東京勢のショートにカウンターをかけ、踏みあげていった。

という流れは、長期的にはともかく
短期的には完全に仕掛けであるとみる。

欧州勢のドル円買いの企みを実現するには

まずは108.85レベルを超えていかねばならないが

欧州のグリード買いは、いまのところ108.82レベルでトップアウトしている。

ふたたび欧州勢が上を窺っていく可能性もあるが

こちらはそのまま下落し、再び直近安値を割るとみてドル円ショートで考えている。