牙をむく、ユーロドル

現在の通貨ペアのうち、最も悪辣な通貨はユーロドルだと以前ここで書いたが、

本日もその一端が垣間見られる相場付きをみせている。

現在、ユーロはリスク回避つうかのように使われていて
株が上がったり原油が上がったりすると下げ
その逆だと上がったりする、とか言われている。

ただ、本日は円買いが強烈に起こってはいるが
株価は昨日ほどの下落はなく、原油も戻し気味である。

結果、資源国通貨は大いに上値を伸ばしているが、

レジスタンスを突破し上を1.1まで上昇のユーロドルもともに上昇し
下げる気配はいまのところはない。

まあ、理由はいろいろ考えられ
本日は、強烈な円買いドル売りが生じていることから
ユーロドルが相対で買われざるをえない、というもあろうが、

結局、、ユーロドルという通貨ペアは、すべてがご都合主義で
ファンダメンタルズなどなんら意味をなさない、ジャンクである
ということである。

まあ、米国、欧州という、世界の二大巨頭のペアなので
一筋縄になどいくわけもないが

最大の取引量を誇ると言われるユーロドルがこういうことなので
要は為替というのは無茶苦茶だ、ということである。