116を割ってはみたが…

116円は本日の欧州時間に割られた。

しかし、決壊するには至っていない。

116円より下で損切りが走るかと思われたら
逆に115.97あたりで踏ん張ったことから買い戻しムードが高まり

さらには日本当局の口先介入のような報道から

それまでの大量のショートが上に切らされ
逆に損切りでの大幅な値動きは
ショートカバー側となってしまうという

まさに自爆するかのようなザマとってしまった。

ほぼ半日かけて売り続けた

高値は欧州勢の売り浴びせより上あたりに飛んでいる。

2時間ほどかけて売り続けた短期のショート玉は
ほんの30分もたたないうちにすべて刈られてしまった流れである。

現在も株安は続いているにもかかわらず
なかば介入のような流れでチャートフォームが崩れまくったことから

今後よほどの動きがない限り、ドルショートでは走りにくい相場である。

この不具合を調整できるか、米勢、という感じではあるが

当面は、ショート勢が狙われる相場が続くように思われ

ふたたび118円すらも視野に入ってきているような案配である。

ただ、ドル円は116円を割り込んだことは確かで
売り再開はいつか必ず訪れるであろう。

とはいえ、それが本日かどうかは、かなり怪しくなってきた。