2016年

明けましておめでとうございます。

ノボトニー相場からはじまった、ユーロの下落。
そして、ドル円の118円アッパーからの上昇。
これらはしゃいだ相場は、FRBの利上げでようやくフィニッシュの気配である。

ユーロドルは完全に終わったと思われたが
結果は2015年安値の1.04代に突入どころか
1.05さえ割らずに反発。

ユーロの戻しが下落で逆行させられたのが10月。
およそ2ヶ月あまりも、ユーロの下落ではしゃがせ。
グリード連中にバジェットを稼がせる結果となった、
2015年の最終相場であった。
まったくふざけた2015年の下半期である。

そして本年2016年。
ようやくユーロは買い戻され、ドルは売られる相場が示現している。

ドル円は少なくとも、直近安値の116円までは下値を目指す方向が鉄板である。

118円から123円まで5円あまりも戻してきたドル円は、
本当に人騒がせ以外の何物でもないが

1.04代はおろか1.05も切らずに反転。
となれば、ユーロの下落は、やや大きかったながら
グリードの完全投機の仕掛けだった、としか思えない形となってしまった。

ユーロドル、完全に終わった、と思ったら終わってはなかった。

ユーロの崩壊、というのがそもそも壮大なフィクションであるのであるから
ユーロドルの下落という話も、フィクションに過ぎない。
実に馬鹿馬鹿しい話でった。

ユーロドルのパリティなど、もともとユーロドル売りの連中をはめるための
罠であるのならば
ユーロドルの下落がそのまま続くわけがない。

となれば、相対のドルは売られるのは必定。

今年は、本格的なドル売り相場となり
ユーロドルが復権する年となるのであろう。

2015年の後半……本当に、ふざけた相場であった。