さくっと撤収。そして、今後の円相場のホラー……

なんだか上昇基調は終わらないが
やはり下押したということで、

ドル円は、121.65あたり
ユーロドルは、1.0797あたりで

ほぼ99%を利食い

およそ30pipsほどの値幅を取った計算となる。

初期ポジションは残しているが、
もはやそのロット数は1万ロットあたりなので、
フランショックの10倍級(一撃で1万pips)くらいの
変動がきたとしても、こちらの証拠金については
大きな傷は負わないであろう。
まあその前に逆指値を入れているので、ロスカットがかかるであろうが。

とにもかくにも、現在は仕事で忙しいゆえ、本日は撤収。

結果としては本日序盤の負けはすべて取り返し
アルバイトの月給くらいを稼いだ感じでフィニッシュ。
もっとざくっと勝ちたいが
狙いがショートでの大相場なので、いまは我慢の時である。

直近までのチャート1時間足を見ると、ドル円は120.61あたりをサポートに
不自然なくらいのいきなりの上昇トレンドを形成している。
不自然でもなんでも、サポートが形成されてしまったことで
現在は、120.60あたりを切らない限り
下げのトレンドは走りそうもない。

まあロンガーたちのがんばりには、称賛をお送りしたいが
儚い未来がありえてしまったとすれば
とても哀れで切ないチャートフォームである。

ともあれ、レジスタンスを超えてきた、ということから
週足レベルでは、昨年12月レベルの
121.83あたりをいったんは抜いてきたので
これが明確に上抜けば
買い豚がよだれを垂らしそうな見立てを立てると
現在、ドル円は最大で127円くらいまで
上値余地があるという可能性も、立てられる状況となってきた。

東京市場が創造した新高値。
問題は、新高値を東京が描いたという点にある。

これは、今後、とても悩ましくも
罪深いチャートフォームとなろう。

ここをトレンド抜きと捉えた買い方たちは
もはやレートとしては上方向しか見られない状況となってしまった。
蛇ににらまれた蛙、ならぬ、レートに魅せられた豚たち、である。

しかし、その状況が示現したのは東京時間…。
欧米勢がそれを追っかけてくれれば、一安心だが、
裏切りをかけてきたとすれば…
かなり怖い状況ではある。

基本、欧米勢が日本のがんばりを称賛してくれることはほぼない。
というのが、21世紀に至っても彼らの世界の趨勢、お約束ではある。
未だ、パイレーツ、馬賊感覚が抜けていない、のが欧米勢である。
宿痾のように刻まれた狩りのDNAは1数百年やそころらで消え去ることはない。
彼ら、いまだに有色人種たちを植民地、養分、
とみなしているところがある。

円売り大好きな、着物トレーダーの方々が
そんな欧米勢に滅多打ちにならぬことを願う。

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△現在保有ポジション

USD/JPY 120.273 L
USD/JPY 122.001 S

EUR/USD 1.08942 S
EUR/USD 1.07884 L